貝月山

2002年の記録

12月8日(日)曇り時々雨 単独
天気予報によると今日は午後から雨
そこで短時間に登れる山で、美濃の貝月山(1234m)の「ふれあいの森」ルートとする。
この山を登るには、3つのルートがあるそうだ。今日のルートがもっとも簡単らしい。
あとは、久瀬村のスキー場から登るルート。もう一つは、春日村の長者平のバンガロー村から登るルートである。
国道303号を北上。横山ダムで417号と分かれ、坂内村へ。
坂本の集落で左に坂本生コンを通ったところで道路標識にしたがって左折。県道274号へ。
坂本の集落の中を直進する。
道路標識にしたがって左折。まがってすぐのところにきれいな公衆トイレがある。ありがたい。
「ふれあいの森」めざして右折(赤→)する。

ちなみに左折(青←)すると、久瀬村のゴルフ場やスキー場へ出る。つまり県道40号(山東本巣線)に出るので、白龍の湯への近道である。
スキー場のゲレンデを見ながらその中を直進する。

つまり、スキー場は、この坂内村と山を挟んで久瀬村にもあるということである。
「ふれあいの森」の入り口にはゲートがある。今日は開いていたので車を進めた。

このゲートの前に駐車場がある。この駐車場の隅に、「管理の都合から午後5時に閉じられることがあるので貝月山の登山者は、ご注意ください。」とある。

また、ゲート手前の右の林道を少し行くと、「マムシに注意」の看板があった。
※この林道が、奥伊吹スキー場の品又へ行くらしい。
ゲートを入ってすぐの所に貝月山やその周辺の案内が書かれた案内板がある。その前も駐車場だ。

登山口は、赤←方向へ。
ゲートから車で2分、歩いても10分ぐらいか。登山口がある。路肩に1台駐車できるスペースがありここに駐車。高度計は900mを示している。

みぞれが降ってきたので雨具を身に着け10時34分出発。

階段を上る。
最初はゆったりした丸太の階段が20分ほど続く。それが終わると、いよいよ山道だ。しかし、道幅は広く歩きやすい。次第に雪に変わってきた。

35分ほど登るとアンテナが見える。ここらで小休止と思ったとたん、ここが山頂だった。11時9分着。

35分で登ることができた。
曇ってはいるが、はっきりしていて御嶽、伊吹、国見が見渡せた。展望櫓には周囲の山が紹介されていた。

携帯電話は不通であった。

休憩していたら、一人、長者平から登ってみえた。2時間30分かかったと言ってみえた。その後、もう一人、私と同じふれあいの森から登ってみえた。

この方はすぐ、日越峠方面へ行かれた。
私も昼食にカップそばを食べ、間もなく日越峠方面へ出発。
11時48分。

日越峠方面へは、雪が残っている。

雨はやんだ。

尾根歩きから、しだいに丸太階段下りとなる。しかし、なだらかで歩きやすい。
21分で日越峠に着いた。ここに林道に下りるルート(赤)と直進するルート(青)がある。

前を行く人が下に下りたので私も続いて下に下りた。車ではここが終点である。しかし、途中林道が崩壊しているところが2ヶ所有り、終点まではこれない。
林道を少し歩くと立派な東屋がある。先ほどの直進する道(青)が見える。どこへ出るのだろうか。
日越峠から林道を12分ほど歩くと、「ミズナラの坂」と書かれた山道がある。先ほどの道はここへ出るものと思われる。確かめるため、ここから登り始めた。丸太階段でしっかりしている。
しばらく登ると登山道が崩壊しているところに出る。

距離は3mほどであるが、滑落しないように注意して渡る。

10分で日越峠に出る。やはりこの道だった。近道だがこの崩落地点が問題だ。

「ミズナラの坂」の入り口から2分ほど下ると登山口に着く。

結局下りは林道歩きで35分ほどかかったことになる。

さて、時間がまだあるので、他の登山道を確認することにする。

いったん国道303号に出て、その後、県道40号へ。白龍の湯を通り過ぎていくと、揖斐高原のゴルフ場、パラグライダー場、スキー場がある。

左(青)へ行くと、栃の実荘。

右(緑)へ行くと坂内町のスキー場に出る。
青の方へ行くと、未舗装の大きな駐車場があり、この駐車場隅に案内板がある。
貝月山には、この久瀬村、坂内村、春日村とどこからでも登れるように登山道が整備されていると書かれている。

栃の実荘へ行ってみたが、ゲレンデばかりが目につき、登山道は見あたらない。建物に入ってみたが、誰もいなかった。
青色へ行き、栃の実荘の右を通りさらに車を進めると、右手に白龍神社がある。幟が立っている。小さな祠だ。
右にカーブしたところに車が2台停まっていたので私もここに停め、歩き始める。一台は大宮ナンバーの乗用車だ。
鳥獣保護区と書かれた標識がある。ここにピンクのリボンがある。この先にも同様のリボンがある。ここまで車で入ってこれる。
堰堤の上を通り、いったん下りて行く。しばらく行ってみたが、整備されているとは言い難い。しかし、リボンは続いている。ここが貝月山への登山道であろうか?

「こんなに楽しい岐阜の山旅100コース」美濃「上」吉川幸一著 風媒社
のP74の「ヒフミ新道」とどうも違う。

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追記:2003年4月19日にヒフミ新道から貝月山に登りました。

さて、次の登山道を見つけに行く。
県道40号に出て、国道303号へ向かっていくと、「春日村へどうぞ」と書かれた看板が目に入った。

道路地図で確認すると、春日村へ抜ける「大規模林道」とある。

右折して、車を進めると、途中の道路脇に鍋倉山への登山道らしき表示もあった。(「行けません」とマジックで書いてあったが…)

追記 2003年3月16日ここより少し山上より入山し、鍋倉山に登りました。
さて、このHPでは、揖斐川町から長者平をめざす道として記すことにする。

揖斐川町から県道32号を西へ。上の写真の所では標識にしたがって右方向へ。
長者平スキー場を左に見てさらに走る。この道が、「大規模林道」であり、久瀬村の県道40号へ抜けることができる。

さて、右の写真の「長者の里」入り口看板で左折。

森の文化博物館を左に見てさらに奥のバンガロー村へ。
左にキャンプファイヤー場があり、ここに駐車。登山届けがあり、さらに奥へ歩を進める。
ここのバンガローにはそれぞれ「まつ」「くり」などの名前が付けられている。

「くり」と「まつ」と名付けられたバンガローの間を進む。
バンガロー村の向こうに貯水タンクがあり、ここに貝月山への登山道を示す案内板がある。

左折し、U字溝に沿って進む。

すぐの所に、「熊出没注意」の案内板がある。

今日はここで引き返す。

追記 2002年12月15日に、途中まで登りましたが、積雪のためリタイア

2003年5月4日にリベンジ
売店にいた管理人のおじさんが話しかけてきた。

この辺りは熊が多く、最近は山での食料が少なくなってきたので、夜、民家まで出て来て、柿などをとっていくそうだ。
鈴などの音でたいていの熊は逃げていくが、中には逃げない熊もいるらしい。
熊にあったら、虫除けなどのスプレーをかけても効き目があるそうだ。また、決して目を離さず、ずっと睨むこと。じりじりと後ずさりするのはいいが、相手に背を見せないことだそうだ。杖でたたいても相手を怒らすだけ。爪で肉をはがされることもあるそうだ。
今日の風呂は、春日村の「もりもり村」である。

温泉ではないが、薬草風呂でぽかぽかと気持ちがいい。大人400円である。私はよく利用するため回数券を持っていた。

以前は入り口のロビーにパソコンが置いてあり、インターネットができたのだが、今日はなかった。
坂内村 久瀬村役場産業建設課