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膝痛とつきあって

私の膝痛

1999年末までは、鈴鹿を主な山歩きとして月に2回程度登っていた。
鈴鹿の山完全82コースという本が出版されているが、この本は1998年3月が初版であり、この本が出る以前から登っていた。この本に紹介されている中でも40コースは登っている。いつも時間を計りながら、スピードを測っていた。
ところが、1999年秋の頃から右膝に痛みを覚えだしていた。
まず、10.10の能郷白山から能郷谷への下り。
10.23の夜叉が池
10.31の舟伏
11.3の瓢ヶ岳の下り
11.13の雨乞岳から杉峠を通ってコクイ谷から武平峠へ
11.28の銚子ヶ口岳
これらの登山後、どうにも痛みが取れない。初めは筋肉痛かと思っていたが、銚子ヶ口岳を最後に階段の上り下りも手すりを使わないと痛くて歩けなくなった。年が明けて4月初め、レントゲンとCTスキャンの結果、夏に手術を行うことを決心。
2000年5月、手術前、痛みをこらえて大矢田神社から天王山に登る。このとき初めてダブルストックを使う。手術がうまくいかなかった場合これが最後の山登りになるかなどと考えてしまう。
2000年7月末、右膝に穴を開けて骨を削る。このときの脊椎麻酔がもっとも痛かった。
2000年8月末、ダブルストックで白馬山麓を1時間ほど散策するが、まだ無理であることを実感する。
2000年9月金華山へ
しかし、まだ術後の痛みがあり、休養。
2001年4月百々ヶ峰
2001年6月に舟伏山
以後、大黒山、釜ヶ谷など近場の低山歩き
2002年よりすこしずつ復活

膝の手術

1999年秋の終わり頃から階段の上り下りに手すりを使わないと歩けなくなったため、2000年7月末〜8月上旬にかけて入院し、右膝の関節を削った。
脊椎麻酔は体がのけぞるほど痛かった。手術後1週間は車いす。その後1ヶ月は松葉杖の生活であった。

膝痛対策

まず第一に、ゆっくり登り、ゆっくり下ることで負担が軽減される。
膝サポーターは効果抜群である。
ダブルストックも有効である。下りに体が支えやすい形状のものを使っている。
そして下山後の温泉。筋肉痛は下山後すぐにほぐすとゆったりできる。
冬山は雪があって膝にはいい。

普段のリハビリ

近所の整形外科に週2〜3回通い、電気マッサージや膝の筋力トレーニングを続けている。

効果があったか、栄養剤

2004年12月上旬、職場の廊下でふとふり返った瞬間、左膝に激痛が走った。以後、階段を下りるたびに激痛が走る。いつもの整形外科でレントゲンをとったところ、軟骨がすり減っているそうである。
これから雪山歩きを楽しもうと思っていたのに…。しばらく休養である。
ところが、年が明けてもいっこうに良くならない。職場ではステッキが離せなくなってきた。
すると、同僚が、肩が痛いとき飲んでいたという栄養剤を紹介してくれた。毎日朝晩食後に30錠ずつも飲むのであるが、すっぱくて苦い錠剤であり飲みにくい。飲み続けて1ヶ月たったが、次第に痛みがとれてきた。今までのいろいろな錠剤では効き目はなかったのに…。
わたしが服用しているのは、「コラーゲン、カルシウムA」という品名で、蟻粉末が含有と書かれている。薬ではなく、健康食品と書かれている。商品名は「ひざこ○○」といい、3600円ほどでけっこう高価であるが、それだけのことはある。