霊仙山 1083.5m & タカヤ点名 長尾 604.2m

2010年の記録

12月5日(日)晴
先週Mさん親子と3人で梓河内から霊仙山の北東にある点名「谷山」に登っている。そのとき、疑問に思った道があったので確認のために今日は柏原から登ることにした。

柏原から霊仙山に過去1回登頂している。しかし、記憶が曖昧で、再度このコースを歩いてみることにした。
国道21号を西に向かってくるとバス停「柏原」、右角に柏原の交番、左角に鶏会社の大きな看板がある。この左角の民家の前に霊仙山登山口の案内板がある。左折して名神高速道路の下をくぐると登山口案内看板と登山届けのポストがある。

ポストの中には用紙が入っていなかったのでそのまま進む。
右に鶏舎がある。ここを左の道を行く。

この分岐右には空き地がある。登山者らしい乗用車が数台停まっていた。登山者らしき人も数人いた。

未舗装であるが普通車でも走れる。
途中分岐があるが案内看板もあるのでどんどん上がって来る。右路肩が広いのでUターンしてここに駐車。

身支度して出発。8:49

ここからはかなり荒れている。ここに駐車して良かった。

最初は沢沿いの道であるが次第に右岸の上を歩く。
沢のどんづまりまで来ると二本杉に着く。9:13

ここからは傾斜が緩やかな山道となる。道は明瞭で落ち葉が多く、歩いていて気持ちがいい。

景色もどんどん変わり楽しい道である。

合数を表す標識がいくつかあるが、同じ合数なのに場所が異なっている所があった。例:2合目、3合目。
4合目の避難小屋に着く。9:46

この小屋は記憶にある。

ここで最初の大休止。

北には集落や伊吹山が大きく見える。

9:55出発。
以前来たときは途中で林道を歩いた覚えがあるのだが、今日は一度も林道に下りることはなかった。

6合目に着く。10:20

少し先に行くと霊仙山の避難小屋と山頂が見える。ここで小休止。

10:25出発。
少し先が先週合流した地点だった。

先週は水色で尾根を上がって柏原の道に合流し、その後薮道を通って先に見えるピークに上がってから下りた。このピークの標高は920である。

今日はテープが右に下っているのでそちらへ行った。

30mほど下ると左山のトラバース道になる。

道は狭く、慎重に歩く。ピークから行った方が楽。
梓河内からの道との合流点に出る。

梓河内へは道が崩れているので通行止めのロープが張ってあった。
その後すぐに先週Mさん親子が看板を持っている所に出る。

そして今度は南へ行き右山でトラバースする。

先週は水色で尾根に上がったが、今日は直進した。
すぐに継子穴の看板があった。30mほど上がるとロープが張ってあり、危険と書かれていた。

右写真は帰りに写しました。

先週はこの継子穴の上の尾根を歩いたのだ。
その後やや分かりにくい石ゴロの右急斜面を上がって谷山への道に出る。10:52

水色が先週歩いた谷山への道なき道である。

赤を行くと8合目の看板の所に着く。その後やや分かりにくい左山のトラバースになり、上丹生からの道と合流する。

先週はここから下山している。
上丹生からの道は明瞭でトラロープも多く、急登を上がって来ると避難小屋に着く。11:18

扉を開けて中に入ると、仮眠室も設けてあった。大休止。

大雨や大雪の時は榑が畑に下山するように書かれていた。このルートが最も安全と言うことだろう。

11:28出発。
まず経塚山に登り、次に三角点を目ざす。三角点が山頂となっている。いったん鞍部まで下り再び登り返す。岩がごろごろしていて歩きにくい。

二等三角点があった。11:49

大勢が休憩していた。

私もここで大休止。お湯を沸かして野菜味噌汁、おにぎり、みかん、トマト、バナナを食べた。
大勢がぞくぞく到着してくる。中にはラジオをがんがんならしている方もみえ大いに迷惑であった。

寒くなったのでジャンパーを着た。

12:25次に最高点を目ざして出発。

最高点には12:35に着いた。

すぐ下山。避難小屋でジャンパ-を脱いだ。ピストンで気持ちのいい道を歩いてくる。落ち葉の河の上を歩いているようだ。
二合目案内板を過ぎて、左写真の分岐のような所がある。二本杉へは赤を行くと1分ほどで着く。

二本杉で休憩しながら地図を見ているとそばに、604.2mの三等三角点がある。時刻もまだありそうなのでこの分岐までもどり行ってみることにする。15:10

この分岐にもどる途中で下山してくる単独の男性に出会った。
上写真の黄緑色を行く。先人の古いタフロープもあるが、私も赤リボンを付ける。

掘り割れ状の道を歩いてくると次第に下草が増えてくる。

なだらかなピークを過ぎて次のピークが三角点である。
左写真の黄緑円にプレートがあったので探してみたが草が繁茂していて見つからなかったのでさらに進んだ方が標高が高そうなのでそちらかなと思って地図を見るとここで間違いないのでストックでシダを払いのけると黄緑矢印の辺りに三角点が埋もれていた。
15:35

左円のプレートには「湖北の風」と書かれていた。懐かしい。

なお、右円のプレートには「タカヤ」と書かれていた。
三角点の周囲を刈りはらっておきました。

赤リボンを回収しながら二本杉に戻った。15:53

私にはこうした静かな山の方があっていると痛感した。
そのまま沢沿いに下って駐車地点に着いた。16:12

鶏舎のそばの空き地にあった乗用車は一台もなかった。

今日は伊吹薬草の里文化センターの薬草湯に浸かって疲れを取った。大人400円。湯船が小さく、洗い場も中に2つ、外に2つで少なかった。また、ボディソープのみでシャンプーがなかった。

追記:帰宅して、点名「長尾」について国土地理院の点の記を見ると、あの剣岳の柴崎芳太郎氏が埋設したと記されていた。この近辺では「ソノドヲ」も同氏と記されていた。

追記2:12月12日に点名「ソノドヲ」に登りました。薮尾根歩きを堪能しました。