ソノド 926.0m 点名 ソノドヲ

2010年の記録

12月12日(日)晴
先週柏原から霊仙山に登って、帰りに二本杉の所から少しもどって、点名「長尾」に寄っている。ここは、国土地理院の点の記によると、剣岳の三角点で有名な柴崎芳太郎氏が埋設したと記されていた。この近辺では「ソノドヲ」も同氏と記されていた。そこで、今日は、ソノド、点名「ソノドヲ」に登ることにした。ネットで見ると、ほとんどの方が西の藪谷林道を北へ行って、途中から急斜面を登っている。そこで私は地形図を見て、尾根を歩くことにした。

落葉しているこの時期ならではの快適な山歩きができた。葉を落としているのでとっても「らくよう」。
薮尾根歩きが好みの方には一押しのルートだと思う。
南の烏帽子岳への登山口である時山バンガロ−を目ざす。右に急カーブする右に「幾利林道」が上がっている。その南側路肩に駐車スペースがあったのでUターンして駐車。

身支度して出発。8:48
すぐに最初のカーブミラーがあり、ここに分岐があるので左折すると、正面に鉄塔巡視路のアルミ製階段がある。

この先は広場になっていた。
不安定な急斜面の巡視路を上がって来ると鉄塔に着く。この鉄塔は先ほどの駐車地点から見える。9:00

鉄塔の先のこんもりした所を目ざす。
常緑樹の急登である。ここが結構きつい。

先人の古いタフロープや赤いテープがあった。

いったん尾根に上がると左折する。
次に右へ行く。写真のように緩い斜面である。
再び常緑樹の急登である。

この辺りからピンクのタフロープが多数見られるようになった。
まだ新しい。ひょっとして今日のものか?とすると私より先に下山にかかり、このタフロープを回収するかも…。
そこで私も赤リボンを付けた。
常緑樹の急登を抜けるとなだらかな下りになり東側の眺めがいい所に出る。10:13

烏帽子岳、昭和音楽村の池、養老山地を西から眺める。

大垣市も見える。

本日一番の展望所である。
以後は右写真のように幅広の気持ちのいい尾根歩きを堪能できる。

落葉しているこの時期ならではの山歩きである。
しかし地形図を見るといったん下るようである。

下って平坦を3回繰り返した。つまり帰りは3回登るわけである。でも距離は短く緩やかであった。

正面にソノドの手前のピークが見える。ソノドはその奥である。

パッと見は急登に見えるが意外に緩やかであった。
ときどき痩せ尾根もあるが、幅広の尾根は帰りに迷いやすいので赤リボンを付けた。

イワウチワの群生もあった。
掘り割れ状の落ち葉ふかふかの道を歩いてくると平坦になった何かの施設跡があった。しかし木立で展望はよくなかった。

施設跡から30mほど薮をかき分けてくると3等三角点があった。11:38

他の方達が登ってくる尾根の方が明瞭に見えた。

さらに北に行ってみると雪が積もっていた。
お湯を沸かして味噌汁とおにぎりを食べた。

12:17下山開始。

赤リボンを回収しながら駐車地点には14:49に着いた。

こんなに気持ちのいい尾根歩きが長時間できるとは思ってもいなかった。

今日は安八町の安八温泉に寄った。大人300円。ところが、脱衣所で服を脱いだとき張り紙に、シャンプー/リンスは各自用意するか、フロントで購入することと書かれていた。(>_<)