片知山 966m & 瓢ヶ岳 1163m

2010年の記録

2月17日(水)晴れ
今朝どこへ行こうか地図を眺めていて片知山が目にとまった。足の様子を見てできたら南岳まで行ってそこから少しもどってから林道へ下りようと思って出かけた。

瓢ヶ岳は南岳経由で2回登ったことがある(1回目)(2回目)。

結局、奥瓢まで足を延ばしたので、帰りは長い林道歩きになってしまった。

板山神社西の道路脇に駐車。身支度して出発。
10:28

鳥居前を過ぎて左折して舗装された急登の道をまっすぐ山へあがっていく。けっこうきつい。

道路両側に民家がある。お子さんと遊んでみえるお母さんと挨拶をかわした。
道路の終点辺りに車一台分のスペースがあった。

片知山を往復するならここに駐車した方がいいかも。
すぐに沢を横切る鉄製の橋がかかっている。

その後堰堤の左から上へ。
石仏があった。以後、いろいろなポーズの多数の石仏に出会える。

杉林の山腹の急登をあがっていく。

「岩屋観音すぐそこ」の案内板があったが、ここから12分かかった。
岩屋のお堂があった(赤円)が、鍵がかかっていた。

「円空作十一面観音薬師如来像」
岐阜県指定重要文化財と書かれていた。

その前を通り過ぎて尾根に上がる。11:50

ここでおにぎりを一つ食べ小休止。
左折して最初は急登の尾根歩きである。

岩が増え、途中、巨岩の間を通り抜ける。

凍った雪があり、つるつる滑るので気をつける。ちょっとスリルがある。
山頂手前の急斜面は雪が凍っているためキックステップで上がる。距離が長いため結構疲れた。

12:39

山頂は狭く三角点の周りだけ雪が解けていた。
山頂の様子 →

南方面にも赤リボンが続いているようなのでしばらく行ってみたが、笹藪で途中で目印がなくなったので山頂に引き帰した。
南岳を目指して下ってくると分岐があり、西に下ると片知渓谷の林道に降りられる案内が木に設置してあった。

12:51

降りようか迷ったが、まだ時間があるので南岳まで行くことにする。
南岳への縦走路は結構起伏があるが、尾根歩きで気持ちがいい。積雪もほどよくあり目印もしっかり着いている。

南岳の手前で瓢ヶ岳への別の登山口からのルートと合流する。そこにも右写真のような地図が木に設置してあった。
抜き戸岩経由の道だ。私がかつて登った道である。
13:47
釜が滝登山口からの合流点である。

ここから南岳への斜面も凍っていて気をつけた。

ここもキックステップがけっこうえらかった。
南岳に14:19着

南岳は見晴らしが悪い。周囲の木が成長したため以前よりもさらに悪くなっていた。北に少し行くと大展望地がある。
やはり、大展望だ。
ここからは御岳、乗鞍、白山がはっきり見えた。雲もなくここに来て大正解。
骨ヶ平への下りの道はなだらかな雪道で気持ちがいい。

がりがりである。つぼ足にはならない。
骨ヶ平で大休止。14:34

ここからは起伏が少なく緩やかである。
15:12 瓢ヶ岳山頂に着く。

三角点は雪の中。ベンチが埋もれていた。

少し曇っていて白山だけが望めた。
小休止後奥瓢へ向かう。

次第に積雪が増えてくる。

途中まで先人の足跡があったが途中で引き帰されたようだ。
15:32
ここには大岩があり、北への眺めがいい。
骨ヶ平まで下って来ておにぎりを1個食べ大休止。
16:03
16:11出発。

ここからトイレのある林道へ下りられる。

この谷は積雪が多い。踏み跡をたどるとつるつる滑る。
沢を横切る所が何ヶ所かある。雪がなくなると踏み跡が分かりづらくなる。

トイレ下の登山口に16:54に着いた。
ここから板山神社まで歩く。この林道は大部分は雪がないが一部左写真のような所もある。

ただし、車の轍があるのでスタッドレスの4WDなら通行できると思う。
17:11 抜き戸岩経由の登山口がある。抜き戸岩を経て南岳経由の道だ。

私も過去2回この道を通って瓢ヶ岳に登っている。
17:22 別の登山口があり、瓢ヶ岳へと書かれていた。

板山神社のそばに駐めた車にもどったのは18:12で真っ暗であった。久しぶりにたくさん歩いて膝回りの筋肉がつってしまった。車の鍵をまたもや落としてしまった。(>_<)