天王山

2005年の記録

5月8日(日)晴れ
今日は妻がどこかへ連れてってと言う。しかし先週の山歩きからまだ膝が少し痛む。そこで先週登った天王山(538m)へ。今日は神洞(かんぼら)から登り、誕生山からの縦走路に合流し、ABコースから下りて周回することにする。このコースは初めてであり、前々から歩きたかったコースである。


美濃インターで下り、西へ左折する。長良川にかかる山崎大橋を渡りすぐ右折する。県道81号(美濃洞戸線)を洞戸方面へ。片知渓谷への案内板を過ぎ、左折して城山橋を渡る。

この橋は細くて、車がすれ違うことはできない。
数分で二叉に出る。右へ行くと御手洗、左へ行くと神洞と書かれている。

また左折すると神洞生涯学習センターへの案内板もある。
神洞ホタルの会の看板が「ホタルをとらないで」と訴えていた。

神洞集落の中ほどで左折する。最初間違えて直進したら行き止まりになってしまった。
右手に下牧グランドが見えてくる。お年寄りが大勢グランドゴルフを楽しまれていた。

左の埋め立て地のような所に大勢駐車してみえたので、私もお隣に駐車。

身支度して南へ向かう。9:59

すぐ、右折(西へ)。
荒れた平坦な林道である。道の両脇に小屋があった。
しばらくして右手に鉄塔標識がある。

御母衣北幹線No.168と書かれている。しかし、ここではない。
さらに林道を奥へ歩いていくと、行き止まりになり、左の角に鉄塔巡視路の標識がある。

踏み跡は薄い。

金属橋を渡り山道へ。10:07
なだらかな植林地帯の山道を5分ほど登ると誕生山や天王山でよく見かけた白地に赤で書かれた案内板があった。

ほっとした。Tさんが作られたものかしら。
しだいに広葉樹林になり、落ち葉でふかふかの山道をジグザグに上がってくると、鉄棒にトラロープがかかった所に出る。

このトラロープは3ヶ所ほどあり、がけになった所もありスリルがある。

見晴らしのいいところに出ると、すぐ、最初の鉄塔(69)に出る。
鉄塔の後、一旦下りになり、植林地帯を歩いてくると、右手に小沢があり、ちょろちょろ流れている。まるで、今から登山を始めるかのような所を歩いている感じがする。

見落としそうな小さな案内板がある。ここで右折し再び登りになる。
しばらくして誕生山から天王山への縦走路に出る。11時

ここで大休止。大型の蜂が飛んでいる。

タオルをとると、ヒルかと思ったら、尺取り虫がくっついていた。

西へ向かう。この縦走路は、何度も歩いている。
道は明瞭だ。
左(南)は広葉樹、右(北)は植林のなだらかな道になると、木の幹に神洞へと書かれた小さな案内板がある。(水色)

この道も機会があったら歩いてみたい。

※鉄塔から誕生山へ向かっていくと途中にある無名峰で方向を変えるところにも神洞へ行ける案内板がある。この道も歩いてみたい。
いくつかのアップダウンをくり返して登ってくると、ABCコースに合流する。

大矢田神社からの登山路を合わせるとまもなく天王山山頂である。

12:13着。
今日は、からっとしていて涼しかった。

山頂では、この山に詳しい方が、ご夫婦にいろいろ説明してみえた。このご夫婦は大矢田神社からのコースしか知らないそうで、親切にもAコースを案内し、車で大矢田神社まで送ってあげると話してみえた。

山頂案内板もこの方が設置されたとか。
しばらく休憩して、ABCコースへ向かい、途中立岩に寄る。12:47

妻は、2003年2月2日の雪の時、ここへは寄らずにBコースから下りている。
なだらかに下ってきてCコースとの分岐点を過ぎ、鉄塔間近になると、ABコースは左へ(黄緑)、神洞は直進と書かれた案内板がある。13:08
15mほど鉄塔へ向かっていくと、鉄塔手前の右手に神洞へ下る案内板がある。

なお、鉄塔へ寄ってもABコースへ合流できる。
ここからは不安定な斜面をジグザグに下ってくる。

植林地帯に入ると登山路が不明瞭になり、次第に倒木が多くなりおもしろくなってくる。倒木をくぐったり、またいだり。
金属橋を3つ、次いで丸太橋を4つほど渡る。

丸太橋にはトラロープが手すり代わりに張ってあるところもあった。
トラロープのある木橋を渡ってすぐ右折し、川に沿って歩いてくると、平坦な林道になる。右手に小川が流れている。この木橋が最後の木橋であった。

石垣が川の両側にあり、かつて集落があったと思われる。

鉄塔巡視路の案内があったが、通り過ぎる。
ここまで来ると、集落の民家が見えてほっとする。

※以後、こちらから登るとして写しました。13:41

こちらからの道は不明瞭です。テープは皆無で、案内板はなく、どこから登っていいのか分からない。
神洞集落に出る。

山慣れた人にはおもしろいコースだと思う。
行きに車で通った集落内の道路に出た。13:44

左の路肩に駐車スペースがあった。ここに数台停めることができると思う。

ここから5分ほど山へ向かって歩いてくると、下牧グランドに出た。

低山なのに途中は、だれにも会わない静かな山歩きを楽しむことができて満足。

帰りは、武芸川町のゆとりの湯に寄った。シャンプー、リンス、ボディシャンプーがある。
2時半頃に着いたためか、お客が少なく、ゆったりとできた。