左門岳 リベンジ 周回コース

2004年の記録

4月11日(日)晴れ
今日は、単独で根尾村、上大須の左門岳(1223.6m)に登った。
2002年11月17日に登山口が分からずにリタイアしている。今日は、膝の調子も良さそうなのでリベンジと帰りのコースは、モノレールコースとし周回する予定。
今日は、「Welcome to Itoh’s Page」さんのHPを参考にした。
国道157号を北上。樽見をめざす。ところが、薄墨桜の見物客のため、根尾に入った辺りから大渋滞。根尾断層を通る脇道を走り、速く樽見駅に行くことができた。

上大須ダムにあるきれいな水洗トイレで用を済ます。道路には落石が多い。

二叉谷橋を渡り、右折し、終点まで走る。ずいぶん奥まで来たものだと感じる。
先回は土砂崩れの復旧工事中であったが、今日は「熊出没注意」の看板だけであった。

先客が3台ほど。身支度していると、1台ワゴン車がもっと先に行って最初のモノレール小屋の手前で駐車した。

しまった!山用の靴下を忘れてきてしまった。薄い靴下で出発。9:36
砂利道の林道になり、鉄板の橋を渡ると最初のモノレール小屋になる。
鉄板の橋を3つ渡ると、→ の広い所に出る。ここまで普通車でも来られそうである。

先に二つめのモノレール小屋が見える。
最初の丸太橋を渡る。あとは、モノレールに沿っていけばよい。

先回は、ここに橋がなく、ジャンプしてラジオを落としてしまった。
レール2本を並べて橋にしてある。慎重に渡る。先回はモノレールはここで崩壊していたのだ。

今日は修復されている。しかも金具が新しい。
先回リタイアした辺りに来た。丸太橋が作られている。なるほど、ここで沢を渡ることができなかったのだ。

このコースは、ネコノメソウやふきのとうが多い。
モノレールは、尾根を急に上がっている。ピンクのリボンもある。こちらが下山時のコースとなる予定である。

左の沢の右岸に渡り、以後、沢を何度も渡る。
スパッツは必需品だ。危ないところはいくつかあった。

渡る際には、ピンクのリボンを探すこと。

休憩している2人組を追い抜いたが、単独であり、初めてであることにたいへん驚かれ、「この山をなめたらいかん。」とアドバイスしてくれた。
左岸を歩いていくとヘルメットが木にぶら下げてある。10:45着。
これからの急登に備えて10分間の休憩。

左折し、沢を渡り、戻り気味に山腹を行く。斜面であり、かなり危なっかしい所もある。

鉄塔巡視路でおなじみの硬質ゴムの階段が増えてくる。谷の内側をひたすら上がっていく。滑落防止用のロープが見えると、尾根も近い。
尾根に出ると、相変わらずの急登であり山頂は近いと思わせるが肩であり、まだ30分はかかる。

東を見ると、モノレールの通っている尾根がある。
最初は急だが、山頂に近づくにつれなだらかになっているようだ。
ふり返ると、上大須ダムが見える。ちょっと曇り気味である。大白木山の二つの反射板も見える。

ドウの天井だろうか。林道がかなり上まで付けられている。
肩を過ぎた辺りで2人のご婦人が下山してみえた。

残雪が見られるようになり気持ちがいい。

なだらかになると山頂は近い。
12:09 山頂着。2時間33分かかった。

豚汁とおにぎりを食べ、休憩。

東尾根への周回コースを探すが見あたらない。山頂から東のコブへの踏み跡もあるので行ってみたが、コブから先が不明瞭であり、引き返した。
12:39 下山開始。あきらめて、往復するしかないか、と思い80mほど下ってくると、なんと東側の笹藪の中に白いタフロープが2本あり、東のコブへ尾根続きで行けそうである。

藪っぽいが、尾根であるため間違えることはない。目印がないため引き返すことも考えて持参した赤リボンを巻きながらコブに出て、右折しいったん下り登り返す。途中桧の巨木が多数あった。

次のコブからは下りである。西を見ると行きに登った尾根が見える。奥に屏風山が大きい。
南に目をやると、大白木山、高屋山、その右奥には能郷白山…。すべて雪を被っている。

ああ、こちらのコースにして良かった。木が少ない分眺めがいい。
※日差しが強いと暑いが…。

かなり下ると下に青いビニルシートが見え、モノレールの最終地点が見える。まさしく藪で道はないように思えるが、雪の上を歩き、モノレールに出る。13:39着。1時間かかった。
あとはモノレールに沿って下っていけばよい。ただ、最初はなだらかであるが、しだいに傾斜がきつくなってくる。また、岩場も増えてくる。落石を起こしてしまった。誰もいないからいいのだが…。

モノレールは、途中建設中の所もあった。

膝が痛くなってきたのでいったん平らになったところで大休止。
所によってはレールを手すり代わりに下る。
急坂を下ってくるとイワウチワの群生があった。踏まないように気をつけて進んだ。

沢が近づくと水の流れの音が大きい。

← 沢に合流する最後の傾斜がきつく、滑るようにして沢に下りた。

後はのんびり歩いて駐車地点に戻った。15:22

2時間43分かかった。

あ〜〜、おもしろかった。(^o^)

帰りは、国道418号を南東へ。山県市を抜け、武芸川温泉に寄った。今日は満員であった。

4月12日、今までもときどきメールをいただいたことのあるWさんから以下のメールが届いた。
坂祝のWです 11日(日)二人の婦人にお会いになった方は 私の山仲間です。
誘われましたが他の山行に行きましたのでお断りをしました。左門岳は登りたかった山の一つでした。(初回はダムが出来る前昭和52年4月でした) 私の最近の山行は山スキーが中心です。