鉄嶺山 リベンジ 周回コース

2004年の記録

4月24日(土)晴れ
今日は、単独で鉄嶺山(673m)に登った。

この山は、今年の2月28日に鉄塔16まで登ってリタイアしている。今日は、「鈴鹿・美濃の山歩き」さんからのメールと、大垣山岳協会編「美濃の山第1巻」P127を参考にした。

「鈴鹿・美濃の山歩き」さんが下りに使った共聴アンテナへのルートを登りに使い、下りは鉄嶺峠から南へ行き、イビデンの鉄塔巡視路を使い周回する予定。
なお、前述の「美濃の山第1巻」によると、鉄嶺山は、「てつれいさん」と呼び、鉄嶺峠は、「くろがねとうげ」と呼ぶそうだ。

2月28日の地図 4月24日の地図
登り口までの道は、2月28日の記録を参考にしてください。
竹藪をぬけた辺りの左手に農作業用のオレンジとブルーのビニルシートの円錐がある。藁にかぶせてあるようだ。この手前右手の山道を登り始める。8:48
2分ほどで、「この付近にはTV共聴ケーブルが埋めてありますので、掘り起こさないで下さい。」と書かれた注意書きがあり、左折して尾根歩きとなる。最初はなだらかだが、次第に急登となる。しかし、道は明瞭である。
急登を上がると、共聴アンテナに出る。9:10

振り向くと、北東に横山ダムが大きく見える。

ここで小休止。
9:20 少し上にあるアンテナに出る。この後、踏み跡は薄く、テープも見あたらないため、赤リボンを付けながら急登を直登する。

尾根歩きをこころがける。
10:15 急登の藪をぬけると、三角点のある山頂にひょっこり出た。あっけなく着いてしまった。

平坦で周囲は藪っぽい。6畳ほど切り開かれている。
おにぎりを一つほおばる。携帯はつながらなかった。

地図で南西方向へ進むことを確認し、20mほど行くと道が明瞭になりほっとする。
起伏の少ない幅広の尾根歩きで、広葉樹林が気持ちいい。かなり遠くの右後ろの方で猟銃の発砲する音が何度もする。

しばらく行くと、コブで南に向きを変え、急坂の下りになる。
10:51 鉄嶺峠のお地蔵さんにやっと会えた。帽子を被ってみえた。「長い間ご苦労様です。」と手を合わせた。

ブンブク谷や寒谷の方からの道もあるように見える。しかし、かなりの急登だ。

私は、このまま南へ行き、鉄塔15へ行くことにする。
峠からは、ピンクのテープが多くなる。急登をしばらく登ると鉄塔15に出る。11:05
最初、水色の方へ行ってみたが、縦走コースのようでどこまでも藪の中を道はあるようだ。この尾根でカップラーメンを食べ大休止。上空は風が強いが樹林の中のため静かである。

再び鉄塔に戻り、鉄塔巡視路を東へ下ることにする。
この巡視路は、鉄塔から西へもあるようで、道ははっきりしていた。
山腹をトラバースする不安定な巡視路を下ると、2月28日にリタイアした鉄塔16に出る。11:56

やはりリタイアして正解だった。急斜面の巡視路で山側の草木につかまるところもあった。

左後ろを向くと、今歩いてきた尾根が臨める。

鉄塔16で初めて携帯がつながった。
しばらく下ると、分岐に出る。2月28日の時には水色の道を使った。しばらく行ってみたが、藪ばかりで不明瞭になったためもどり、赤の道を行ってみることにする。鉄塔巡視路である。どこへ出るのであろうか?
トラバースする不安定な巡視路であり、下りてくるにつれて下草が増えてくる。鉄塔17を過ぎ、分岐で鉄塔181と書かれた方へ向かう。鉄塔18だと思うが…?
次の鉄塔巡視路案内板は数字が消えていた。

道が斜めになっているため滑落に注意する。積雪期には危険なところも多かった。
な〜んだ。やっぱり林道「北の谷線」の終点に出るんだ。12:58
2月14日の下見の時、この倒木を越えてみたのだが…、気がつかなかったのだ。納得。

写真はこちらから登るとして写したものである。

終点の倒木を越えて10mほど谷側へ回り込むと巡視路になる。つまり谷の左岸を登っていくルートである。
太郎兵衛の滝へ寄ろうとしたが、倒木が遊歩道をふさいでいて行けなかった。手入れはされていないようだ。

林道を歩いてくると小津権現が「おかえり」と迎えてくれた。
やっと溜飲が下がった。意外と簡単な山歩きであった。

今日は白龍の湯につかって疲れをとった。