イノ洞 (1108.9m)

2008年の記録

10月17日(金)晴れ
今日は、単独で東洞岳の北にあるイノ洞に登った。美濃一人さんの記録の中に展望がいいと書かれていたからである。
「トンネルは開通しているが、作業中のため通行禁止」の看板があった。

2007年3月29日に東洞岳に登ったが、同じ場所に駐車。

10:50
身支度して、舗装されたきれいな林道を北へ。
10:52
70mほど歩いてくると左手に植林の尾根があり、鹿よけのフェンスがある。
右写真は道路から見た取り付き口である。手前の木にピンクのビニルテープがあった。ここから入山。
左写真のような感じの急斜面。倒木があり、直進できないときもある。
右写真は帰りに下を見たところで、大変急斜面である。
しかし、ときどきピンクのビニルテープが見られた。

市島と違ってここのフェンスは針がね製である。ときどき針金が飛び出しているので服を引っ掛けないように。
登るにつれて植林から低灌木になり鉈で切った根っこや枝が多数あり歩きにくい。フェンスのための黒いひもがいくつかあり、足を引っ掛けないように気をつけた。

尾根近くになると笹も出てきた。この辺りでは膝位である。
右手の奥がイノ洞山頂である。二つくらいのこぶを越すようだ。笹も腰くらいになってきた。

南の1080m峰とイノ洞との間に出た。右折。

市島のようなフェンス沿いの尾根歩きであるが、こちらの方が距離が長くおもしろい。このフェンスはときどき部分的に見えなくなるところもあった。
山頂手前でいったん下ると左写真のような平坦地に出る。風が吹くと葉っぱがかさこそ落ちる音だけが聞こえてくる。こういう場所は大好きだ。

ここから山頂まで60mほどか。緩く上がり左の高みを目指す。
すると笹藪であるが三角点の周りだけ笹が薄くなっていた。

山頂にもフェンスはあった。たいへんな苦労であったと思う。
三等三角点があった。12:31

東への展望が良かった。

下の写真は山頂からの展望で150度ほど切り開かれていた。
先ほどの平坦地に戻って昼食。休憩。13:10下山開始。途中、南の1080m峰が見えた。歩きやすい尾根が続いていそうで行こうか迷ったが、リボンを回収しなければいけないので行きと同じルートで帰ることにした。
リボンを回収しながら駐車地点には14:16に着いた。あ〜、藪山歩きはおもしろかった。

今日は飛騨金山の「ゆったり館」に寄った。大人480円に上がっていた。