ほほずりの地蔵尊

2013年の記録

5月27日(月)曇り
今日は、2006年11月4日に登った蠅帽子嶺の取り付きにある「ほほずり地蔵尊」を確かめに来た。

「ジオンと山歩記」さんが峠のお地蔵さんに会えなかったそうで、そういえば私も、登山口辺りにある「ほほずり地蔵尊」に会っていない。今週は天気が下り坂のようなので、水量が増す前に確かめに行こうと思って出かけた。
西山秀夫著「名古屋からの山旅」P146には、「乳授かりの地蔵尊」と「ほほずり地蔵尊」とが別なのかはっきり記載されていない。Web上でも、渡渉地点にある地蔵さんを「ほほずり地蔵尊」と書かれているものもある。また、中日新聞社編「山旅徹底ガイド」P191には写真が掲載されているが、別物に見える。美濃一人さんの記述でも別物のようだ。そこで、いつか機会があったら確かめたいと思っていた。
結果:別物であった。

渡渉地点にはやはりロープはなかった。それに深い。そこで少し下流に行って渡渉した。

先回も帰りにここを渡渉した。

赤円の木の枝が折られていた。先人の目印だろう。

往復ともここを渡渉した。帰りの方が水量が多かった。
渡渉地点にある地蔵さんが「乳授かりの地蔵尊」で、Web上で蠅帽子に登られる方達の記録に出てくる。
前掛けが新しかった。右の木に、渡渉地点がここより80mほど上流にもあると書かれていた。

対岸が谷状の所に渡渉すると、「ほほずり地蔵尊」の所へ出ると思われます。

先回私達はもう少し東側を渡渉しましたので80mからみれば50mぐらいの所を渡渉した事になります。
登ってくる途中、西への下っていきそうな分岐がいくつかあり、いくつか行ってみたのだが、分からなかったので、登山道をどんどん上がって来ると空が見える所まで来た。

ここには赤円に先人の水色のタフロープがある。

ここで私は赤←で西(上流)方面にトラバース気味に下っていく。

水色←は、登山道です。
右写真は、上写真と同じ所です。

登山道側から見た所で、赤円が水色タフロープで、赤→がトラバース気味に下っていきます。

初めは明瞭でしたが次第に獣道になり、急降下します。その後、東へもどり気味に下ります。
余計なお世話かもしれませんが、途中から赤リボンを付けておきましたので関心のある方は会ってください。

上写真の登山道分岐から5分くらいです。

また、もっと下の方の分岐からも来られるようです。
分かってしまえば簡単なのですが…。谷状の一つ西側です。

植林の中で、30mほど下に根尾西谷川が流れています。
杉の葉と土に埋もれていましたので少しですがどかしておきました。

右手でほおづえをついているようで優しいお顔でした。

やっと溜飲が下がった。

自分の現況に手を合わせて感謝した。

おにぎりを1個食べた。

すぐ車にもどった。