梁谷山(やなたにやま)
2002年の記録
10月12日(土)晴 南尾根コース→梁谷山→ぶなの木コース
 今日は、飛騨金山の梁谷山(1214m)。

 昨夜から両膝が痛い。今日は、楽に登れそうな山にしようと思い、この山に決める。朝、起きた感じでは膝はかなり調子がいい。

 国道41号を北上。飛騨金山で256号へ左折。途中で右斜め前方へ入る。岩屋ダム、あるいは飛騨金山の森をめざす。ロックフィル式の岩屋ダムの展示館を左に見てダムの東側を走り左折するとすぐ、馬瀬大橋(まぜ)を渡る。直進し、飛騨金山の森をめざす。ここの管理棟手前にはきれいなトイレがある。しばらく行くと、分岐点。左へ橋を渡ったところにも右手にウッディなトイレ。バイオトイレでたいへん清潔である。ただし手は洗えない。オートキャンプ場のためのものだろう。ここから舗装された山道になる。2kmほど行くと終点である。自家用車が10台ほどは停められそう。ここにも簡易トイレがあるが、ダムか森の管理棟で済ました方が良いと思う。着いたときは、3台だったが下りてきたときは8台に増えていた。

 さて、身支度して出発したのが10:05。 この山は2コースあり、駐車場の案内板ではどちらも3kmとなっていた。1分ほど登ると分岐点があり、ここの標識には、南尾根コースは、2.7km、ぶなの木コースは2.3kmと書いてある。私は登りに南尾根コースをとることにした。

 なだらかなジグザグ道で徐々に高度を上げていく。巻道が多い。途中、小さな滝を渡る。しばらくいくと、あと1500mの標識。この辺りから笹が増え稜線歩きだ。小さなアップダウンをくり返し、山頂に着く。途中にある「子鹿の涙」の標識はなかったようだ。11:20着。1時間15分かかった。休憩はしなかった。そのくらい登りやすかった。
 頂上には無料の大双眼鏡が備えてあったが、今日は遠くの山々ははっきりとは見えなかった。また、方位盤もあった。

 さて、昼食後11:50に出発。下山にはぶなの木コースをとる。このコースは、水場までは急である。登りはたいへんだろうと思われる。水場は沢であり、次第に大きな流れとなっていく。このそばを歩いていくためひんやりして気持ちがいい。駐車場には12:40に着いた。50分かかった。

 ゆったりした歩きでほどよい疲れだ。さて、車に乗り、県道86号に出て北へ8kmほどいくと、馬瀬村に道の駅「美輝の里」がある。ここに久瀬温泉の白龍の湯より一回り小規模の露天風呂がある。入浴料300円。ボディシャンプーが備え付けてあった。お湯は透明、すべすべで気持ちが良かった。

 さて、この道の駅で、200円のアイスクリームを食べた。その後、まだ時間があるので国道256号を西へ行き、板取村へ行く。というのは、美濃の美濃平家岳、あるいは平家岳へ板取村(川浦渓谷)(かおれ)から登ってみたいと思っていたので登山口をさがそうと思ったからである。

 新錦トンネルを過ぎたところでバリケードがあり、開いていたが、その手前にきれいなバイオトイレが設置してあり、裏に湧き水があり手を洗うことができた。

 新錦トンネル、新深山トンネルの二つがあるが、二つ目の新深山トンネルを出て30mほど行った右手に階段状の登り口らしいところがある。大釜倶楽部HPで紹介された登山道とよく似ている。おそらくここが高圧線のルートであろうと思われる。

 さらに奥へ行くと、銚子滝トンネルの手前でトラサクがしてあり、通行止めになっていた。

追記:2002年10月29日大釜倶楽部HPの管理人さんから川浦から平家岳への登山口に関する情報をメールでいただきました。

内バミ谷へ降りるには、明瞭な道はありません。
1)三光橋を渡って林道を行ける所まで行き、谷へ降ります。これは、20年程前の話ですが、かなりの場所で緊張を強いられました。
2)小ツゲ谷を渡ってしばらく歩くと、7月の台風で崩れたあと修復した場所があります。右手谷側を注意して歩けば分かりますが、降りられそうです。車は小ツゲ谷の橋の手前に駐車。
3)随分手前に山の神神社へ渡る新しい橋があります。それを渡ると駐車場があります。そこに駐車して、山の神へ桟道を行き、祠の向うの谷へ降ります(これは簡単です)。そこから川通しに歩いて内バミ谷へ入ります。内バミ谷出合まで約1時間。小ツゲ谷の向うの巨岩が累積しているところの他は、スタスタ歩けます。(林道を歩くのと大して違わないと、思います。)

その他にもあるかもしれませんが、私の存じているのはそんな所です。

3)は、工事中の平日でも関係ありません。
1)と2)は、中電関係の工事をしているときは、車で入るのは難しいかもしれません。となると、山の神の駐車場に停め歩くことになります。日曜休日でも、立入禁止のゲートをすり抜けなければなりません。精神的に負担を感ずれば山の神Pですね。
なお、板取村役場の許可を得れば、大手を振って車でも入れます。

来年の9月下旬〜10月上旬頃が一番よろしいかと思います。
でも、送電線の巡視道を歩くには、5月のほうが日が長いくて良いでしょう。雪は4月一杯で無くなると思います。

追記:2003年6月8日(日)新深山トンネルを抜けた右側の階段の鉄塔巡視路から美濃平家岳、鉄塔巡視小屋まで行ってきました。
@国道256号から県道86号へ。 A明宝方面へ左折、馬瀬大橋を渡り、直進。
B左折して橋を渡る。 C駐車場にある案内板。
D分岐点。 E山頂(1214m)。
Fぶなの木コースの奇形の幹。 G下山して駐車場を臨む。(8台駐車)

H美輝の湯。(露天風呂)
この後、国道256号を西へ。

板取村、川浦(かおれ)渓谷へ。

I新深山トンネル出口 Jトンネル出口より30m過ぎて階段