霊仙(りょうぜんざん)

2003年の記録

4月6日(日)晴
今日は5人で霊仙山(1083.5m)に登った。西南尾根は福寿草でいっぱい!大満足!!(^_^)v
今畑集落−西南尾根−最高峰−霊仙山−経塚山−お虎が池−見晴台−汗ふき峠−落合集落
周回コース

名神高速の伊吹SAでトイレ休憩。
彦根インターで下りて、国道306号を南へ。
河内風穴をめざす。途中にコンビニが3店ある。

河内風穴を過ぎ、さらに奥の落合集落へ。車を狭い空き地に停め、今畑集落まで徒歩。

2000年と2001年の春にもこのコースで登った。2000年の時は単独、2001年の時は2人であったが、他に登山者はたった一人のみであった。山頂には20人ほど。ところが、今日は、福寿草の季節だからか、村道の脇は、車でいっぱい。廃村となった落合集落の中にまでいっぱい。20台ほどか。タクシーも3台走り去った。ここから登り、榑ヶ畑か醒ヶ井に降りるのであろう。それにしても、登山人口が急激に増えたと実感する。
初めは急登である。こんな山深いところにも民家がある。人は住んでいないのか。

しばらくして、なだらかになると笹峠である。ここを過ぎるといよいよ登る西南尾根が見える。登山者の列が見える。数珠つなぎである。
40分ほど急登を登り切るとここが近江展望台である。タンポポの葉が多い。風が強く寒い。

霊仙の山並みが美しい。ここからは石灰岩が多いが起伏のあまりない稜線歩きだ。
南霊岳からは霊仙山が近い。石が多くまた、藪も多いため気を付けて歩く。
ここら辺りから福寿草が咲き始めている。東斜面のため風はない。福寿草を見ながら、昼食とする。豚汁を食べ温まった。
まだ小さいつぼみも多い。登山道にまで咲いているので踏まないように気を付けて歩く。

石灰岩が終わると、笹こぎである。東斜面を気を付けて歩く。
笹こぎが終わり、左へ回り込むとそこが最高点(1098m)である。

大勢の人だ。
いったん少し下って左(北西)に見えた霊仙山(1083.5m)に登る。ここには、説明の看板がある。
今日は「藤原の福寿草が見たい」とい方がみえたので、あちらは登山者がいっぱいで福寿草を見に来たのか人を見に来たのか分からない状態だ(昨年、藤原に登ったときがそうだった)から、霊仙山の西南尾根を紹介したのだ。藤原にしなくて良かった。
経塚山へは、いったん下るが鞍部は雪があり、ぐちゃぐちゃである。

経塚山に登ると眺めが一段といい。携帯もここで初めてつながった。

小休止してからお虎が池へ。

小さいアップダウンをくり返して着く。
急な下りには虎ロープがあった。
途中見晴台で小休止。
汗ふき峠からは左折し、滝を左に見て、ザレ場を通り、なだらかな杉の植林地帯を落合集落へ。

途中川を渡る木橋が壊れていて注意して渡る。

川には動物の死骸が…。カモシカかも…。

車にもどったときには他の車はほとんどなかった。
河内風穴の少し手前の道路上で猿の親子と対面した。しばらくして対岸の山へ登っていった。

5台ぐらいは駐車していると思っていたら、20台ほども…。コースも私たちと同じコースのグループが多かった。汗ふき峠から榑ヶ畑へ向かうグループは少なかった。
みなさん、かわいい福寿草に会えて、そして、急登と石灰岩の稜線歩き、ちょっぴりスリル。最後には野生の猿にまで会えて、大満足。