超有名な山 | ||
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霊仙は、私に山歩きの楽しさを教えてくれた山だ。いろいろなコースがあり、それぞれ楽しめる。 最初に登ったのは1992年ごろだと思う。オーソドックスな上丹生コース。ただし、ここを登ったとき、まだそれほど登山者がいなくて、経塚山から霊仙山へのルートが笹で覆われていてまったく不明であった。(大学生の方3人も迷っていて、一緒にさがしたが見つけることができず引き返した。) このコースは、数回登った。 ある年の5月頃登ったとき、駐車場から少しのところで先行のグループが「うわー、ヒルだー。」といいながら、引き返してきて、靴を脱いでいた。ヒルにおそわれたのだ。わたしは、このころから、ヒル山には塩を持っていくことにしている。このときは、傘をさしてここを通り抜けた。駐車場に「ヒルに注意」「塩を用意すること」と書かれた案内板があった。 次は、醒ヶ井養鱒場から榑ヶ畑−汗フキ峠コース。ここは展望台からが急登でおもしろい。ここも数回登った。 次に上丹生コースだが途中で脇道(山道)に入るコースで、右に折れる。最初は急登であるが、あとは平行に歩く道で、要所要所に西出商店がかけてくれた案内板が多く、助かった。花がたいへん多く、このあとスパッツを買った。 次は、柏原コース。ここは国道21号の柏原から南へ入り林道を行けるところまで行く。7kmの長い距離を登っていくコースである。4合目、コンテナ風の避難小屋があった。湧き水もある。途中林道がそばを通っていた。 日当たりのよい道から山の中に入ると7合目辺りで迷いやすい所があった。上丹生コースとの合流点あたりは短い距離であるが藪があり、かき分けながら進むとぱっと開けた上丹生からの登山道に出る。 次に登ったコースは、梓河内(あんさかわち)コース。ここは国道21号が下った辺りで信号で左折して名神高速道路を下へくぐる。しばらく行くと左手に神社がある。その端に駐車。南へ歩き、右折して川を渡りすぐ左の橋を渡るとそこが登山口である。案内板はない。 実は、この登山口が見つからず断念したこともある。最初のとき、神社に駐車して直進して歩いてしまって時間をロスしすぎたのである。このときに次回に備えて登山口だけ見つけておいた。 さて、このコースは、針葉樹林帯を進むため涼しい。ところが、途中なだらかで広いところで道に迷ってしまって断念した。次回から、不明瞭な登山路の時はテープを持つことにした。 3回目、今度は赤いテープを持って不明瞭なところには赤いテープをつけながら進み、無事登頂できた。ところが、帰りに同じところで迷ってしまった。どんどん下っていきそうになったのである。いったん尾根に上がるとそこに登山道があった。登っていくときに、帰り道も意識しながら登ること、尾根道からはずれないことなどを肝に銘じた。 こうした経験が私を山好きにさせていったようだ。 数年後、友人にこのコースを紹介したところこのご夫妻も同じところで2時間も迷われたそうだ。ぜひ、もう一度行こうと思っている。 次に登ったのは、名神高速道路を彦根インターで下りて、河内風穴をめざし、今畑集落手前から登る西南尾根コースである。5月の連休に登ったが急斜面で花が多く、感動した。その後の近江展望台、また稜線歩きが楽しく、違った角度から見る霊仙山がよかった。ますます、山が好きになっていった。帰りは、お虎が池から汗フキ峠を経て、今畑集落へ。 このコースは2回登った。 |
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まだこのころは、インターネットがなかったので情報不足であったが、緊張感も楽しかった。 |