2001年の記録 | ||
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5月26日(土)晴 友人と入道ヶ岳(906m)へ登る。この山は、1998年にも別の友人と北尾根コースで登ったことがあるが、今日は、井戸谷から登り、復路は、二本松尾根コースである。今日は、総勢17名。 東名阪道路の鈴鹿インータで下り、椿大社へ。北尾根コースの登山口よりさらに奥へ。トイレ前あたりに駐車。広い河原があり、多数駐車できそう。 登り始めて、50分ぐらいのところで沢があり休憩していると、ヒルに襲われた人がいた。靴の中に入っていたらしい。あわてて辺りを見回すと、下にいるいる。ここをそうそうに立ち去ったが、気をつけて歩いていくと、多数のヒル。そういえば、数日前に久しぶりに雨がふった。やはり雨の後は、気をつけなければいけない。私は、スパッツをつけていたのでそのスパッツにヒルは上ってきてはいたが、被害には遭わなかった。頂上で確かめてみると、若い女性数人の足首あたりに血がついている。靴下の隙間からも侵入したのだ。血を吸ってぶよんとふくらんだヒルがいるではないか。血はなかなか止まらない。 頂上は曇っていたので、伊勢湾は見られなかった。西には、仙ヶ岳と宮指路岳(くしろだけ)が見える。そういえば、1998年に小岐須渓谷コースで小社峠を経て仙ヶ岳に登り、いったん小社峠にもどり、宮指路岳へ縦走したことを思い出した。この縦走コースは、アップダウンを何度も繰り返し、途中の「犬返しの険」では、ロープもなく、さすがに尻込みしたことを思い出した。しかしまた、機会があったら行ってみたいコースでもある。 さて、帰路の二本松尾根コースには、ヒルはいなかった。 |
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帰ってきて玄関でリュックを廊下においたら、なんとヒルがぽとり。 台所から塩を持ってきてふりかけたら、縮んで黒くなり、数分で成仏したようだ。外に出した。 早速、インターネットでヒルについて調べてみると、 鈴鹿の山では、北の方に多いらしい。そういえば、霊山に登ったときも、上丹生コースの入り口あたりで多数のヒルが上から落ちてきて襲われていた人がいた。 時期は、温度25度以上、湿度60%以上、つまり梅雨の頃に多いらしい。 人間や獣のはき出す二酸化炭素で近寄ってくるらしい。ヒルは、血を吸うとき、麻酔剤のようなものを出すので、刺されても気がつかないそうだ。 予防には、やはりスパッツ・帽子・首にはタオル・長袖だ。靴下の編み目からも侵入してくる。塩には弱い。食いつかれたらマッチの火を近づけるとよいらしい。スプレーも市販されているようだ。 雨後の時期は要注意ということだ。 |