1998年頃?12月上旬 2人 石榑峠をぬけ、杠葉尾も抜けて、西へ向かう。中畑家の集落の辺りに郵便局がある。この裏に車を止めさせて頂いた。近所のおばさんが出てきたので駐車してもいいか尋ねたところ、「OK」とのこと。安心して身支度して、如来堂の下から登り始める。沢のような大きな石が多い樹林帯で数人の人がなにやら石の下をひっくり返してさがしている。尋ねたところ「カエル?」だったと思うが、なにか小さい生き物をさがしているとのこと。 専門家たちには希少価値のある生物なのだろう。 この辺りの紅葉はきれいだった。 沢から離れると、この方たちは登ってはこなかった。 休憩していると先週の日曜日、福井県の山に登ったというご夫婦の方たちが追い抜いて行かれ、雪がすごかったと話して見えた。 途中、岩場の急登を登ると洞穴があり、岩屋というらしいが、その穴の中に下りて入ってみたが中は広く10畳くらいはあるだろうか、しかし何もいなかった。その後、政所からのコースとの合流点に着く。ここからはなだらかな道で、なんと沢がゆったりと流れているではないか。頂上は西方のみ展望が開けていただけで樹林が多かった。昼食とし、帰りは政所コースから帰ってきたが、このコースはあまり人が通らないようであった。落ち葉が多く歩きやすかった。民家の裏口に出るような感じで、登山口を示す標識はなかったので、こちらからの登山口は見つけにくいと思う。地元の方におたずねして登るといいと思う。 この辺りの渓流、そして紅葉のきれいなこと。道路を歩くだけでも楽しい。 |