天狗倉山 (てんぐらさん)<522m>


2004年の記録

11月13日(土)快晴
今日は、共済福利厚生事業の日帰りバス旅行に2人で参加した。世界遺産に登録された熊野古道、そして途中、馬越(まごせ)峠から天狗倉山への山歩きである。このコースは、海山町と尾鷲市の境界にある峠で、熊野古道の中でもっとも美しい石畳が、尾鷲ヒノキの美林の中に続いているそうである。
名古屋駅を8:10出発。亀山インター辺りから道路工事中のためかノロノロ渋滞。12:00に道の駅「海山」に着いた。

身支度して出発。12:10

今日は総勢40名である。
地元のガイドさんより説明を受ける。2グループに分かれ、2人の方がそれぞれ5000円で案内してくれるという。お年は、70歳ぐらいだという。

種まきごんべえの里という案内板があった。
国道42号を南西に5分ほど歩き、熊野古道入り口に着く。いよいよ石畳が始まる。ここには自家用車の駐車場もあった。

入り口には案内の看板がある。
こちらからのコースは、なだらかで石段歩きが楽しめるそうである。逆コースだと急で、石段歩きを楽しむ余裕はないそうである。

途中、林道を横切ったり一里塚や水場、夜泣き地蔵などを見ながら馬越峠に着く。右折すると便石山である。ここから左折し急登の登山道となる。ユリの多い道だ。

途中NHKのアンテナや反射板などを見ながら、登ると正面に山頂の大岩が見えてくる。
まず海側の岩に上がり、尾鷲港を眺める。14:00

すぐ下の平らになったところで昼食。配られた「熊野古道弁当」を食べた。おにぎりが二個であるがおいしかった。みそ汁を沸かして尾鷲湾を見ながらくつろいだ。
大岩へは順番待ちであるので、東のオチョボ岩方面に行ってみた。

海への眺めのいい岩に登る。なお、リボンがあったので東へのルートをさらに東に行くと、アンテナがあった。こちらからも登れるのであろうか。

※帰宅して調べたら、オチョボ岩は天狗倉山より1200mほど東に行った所にあるそうである。
山頂に戻って大岩に登ってみたが、光のかげんからか、下の岩からの方が眺めがいいように思った。

14:40下山開始
さて、急な階段を下ってくると馬越峠に着く。

ここからは、やはり行きよりは急な石段である。膝の悪い私にとって、下りの石段は、膝への負担は大きかった。

トイレのある馬越公園行者堂まで来ると、ガイドさんが1分ほどで滝が見えるから…というので見に行った。最近の雨で水量も多く、きれいな滝であった。
少し下ってくると右手に団子屋があったので300円の団子と甘夏ジュース300円を食した。ふかしサツマイモとミカンは無料であった。どれもおいしかった。

ここから後ろを振り向くと今登ってきた天狗倉山が望めた。
途中、津波受難碑があった。
尾鷲の町に入ってくると、北川橋を渡った右手に無料の足湯があり、その斜め向かいの土産物屋では、ホットコーヒーのサービスがあった。
狭い路地を歩いて尾鷲駅に着き、バスに乗り込んでおわせ魚市場おととに寄り、サンマ寿司とキス寿司を購入(どちらも630円)。17:00
ここから便石山と天狗倉山が大きく見えた。

帰りは渋滞もなく名古屋駅に着いた。ツインビルのイルミネーションを見て帰宅した。
帰宅して寿司を食べたが、キスの方はくせがなくおいしかった。