矢坪ヶ岳873.3m〜今淵ヶ岳1048.4m

2004年の記録

10月31日(日)曇り
今日は長男が同行してくれるというので、車を二台使って矢坪ヶ岳から今淵ヶ岳への縦走とする。

まず、一台をゴールの瀧神社社務所に置くことにする。
美濃インターで下りて県道81号を西へ。

美濃和紙の里会館や上牧小学校を過ぎて橋の手前で右折し、瀧神社をめざす。(赤円に瀧神社の案内)
瀧の手前で右折し山道を上がると右写真に出る。直進(赤)すると、すぐ社務所があり、ここに駐車する。3台くらい停められそう。

右折(水色)すると、すぐ未舗装になり、15分ほど歩くと今淵ヶ岳への登山口に至るのだが、今日はここをゴールとする。この林道は倒木があり、車では通行不可であった。
さて、今度は、矢坪ヶ岳の登山口をめざして県道81号を東へ。

美濃和紙の里会館を過ぎて、料理屋「牧園苑」の手前で左折する。道路南の標識(赤円)には「田之洞 矢坪」と書かれている。
山に向かって走る。

広い道は自然に右折するが、正面の建物から左折気味に細い道を直進する。

「熊出没注意」の看板がいくつかある。
この道の突き当たりに民家がある。その向かいに明神神社があり、その50mほど手前の空き地に駐車する。神社前には駐車しないこと。(民家の方に教えていただいた。)

身支度して出発。10:45

民家を過ぎると草の道になり、右折すると鉄塔巡視路の標識がある。分岐に岩があり、左折する。

さらに進んでいくと、右手に貯水槽がある。丸太橋を渡る。

左折して山に取り付く。作業中の方がみえて、「熊はもういないだろうよ。」と教えていただく。
急登の多い山だ。尾根に上がり、休憩。11:35

ここの南に展望のいいところがある。登山口辺りを眺めることができる。急登であることが分かる。

この後もジグザグの急登を上がる。次第に岩が増えてくる。道は明瞭だ。最近のものと思われる黄色のタフロープがあり、迷うことはない。

笹が増えてくると少し傾斜が緩くなる。
狭い山頂に着いた。12:30
1時間45分かかった。

豚汁とおにぎりを食べ休憩。12:51今淵ヶ岳をめざして出発。

ほぼ北に向かっていく。不明瞭なところがいくつかあるが、黄色のタフロープが適宜あり助かる。

軽いアップダウンがいくつかある。倒木が多く、足にひっかかり歩きづらい。
迷いやすい平坦な笹藪を歩いてくると、「火の用心」の看板で右折する。左の方へも古い赤テープがあったの要注意。
なんと巨岩の上に大きな木が根をはってすくっと立っている。その生命力は見事なものだ。
急登を上がると右折する。ちなみに左折すると大岩があり、展望が良さそうに思ったが、ガスっていてあまり望めなかった。
緩やかに上がると今淵ヶ岳に着いた。14:21
1時間30分かかった。
コーヒーを沸かし、おにぎりを食べた。携帯はつながらなかった。

北東には瓢ヶ岳と南岳、片知山が見える。

14:41出発。
直登と言ってもいいくらいのまっすぐな急なやせ尾根下りである。狭い巻道や岩場も少しあり、気を抜くことはできない。

150号鉄塔に出る。15:36

写真はこちらから登るとして写しました。

ここから南への眺めがいい。小休止。
15:41出発
鉄塔下から右折して植林地帯をジグザグに下ってくると、沢を渡るところが2ヶ所ある。台風で倒木が多く渡りにくい。

こちらからの登山口に16:00に着いた。写真はこちらから登るとして写しました。

林道を11分歩いて瀧神社の社務所に着いた。

もう一台を取りに矢坪の明神神社までもどり、帰路についた。
歩き終えて、縦走するなら、私たちが歩いたように、矢坪ヶ岳から今淵ヶ岳へのコースが歩きやすいと思った。