山之谷 点名 793.7m & 日坂峠 点名 780.2m

2010年の記録

4月18日(日)晴れ
先週、鍋倉山に登った。点名「日坂」も気になるが、今日はいつものMさんファミリーと以前から西美濃の藪山へ登る約束がしてあったので、「日坂」ではもの足らないと思い、点名「日坂峠」とその先にある点名「山之谷」に登ることにした。

久瀬村白龍温泉前を過ぎ、さらにスキー場も過ぎて上がる。

舗装された道が下りになる所の手前に路肩が広くなっている所があるのでそこに駐車。

身支度して出発。
駐車した所の反対側の山への取付きを探すと、硬質ゴム階段が見えたのでここから取り付くことにする。
すぐにJーphonのアンテナ施設があった。

このための階段であった。

裏手に回り境界尾根を行く。

すぐに檻がありそばに獣の糞が大量にあった。
薄い笹藪を抜け急登を上がると、四等三角点、点名「日坂峠」に着く。山名表示はなかった。

ここまでは国土調査のピンクのリボンが多数あった。
ここから北西に向きを変える。

ここ以後はまったく目印はなかった。

薄い笹藪を抜けて今度は北に向きを変え下る。
葉が落ちているので周囲がよく見える。気持ちのいい道だ。
急坂を下ってくると鞍部に着く。ここが日坂峠だ。

お地蔵様がみえた。

西と東に道が続いていた。峠として今も使われているように思えたが…。
再び急登を上がると平坦になる。ここが701ピークだ。北には目指す山之谷が見えている。

ここで東に向きを変えてなだらかに下る。すると左斜めに急に下ると、植林と広葉樹との境になり、しばらく下ると鞍部に着く。

その後薮っぽい道を登る。
尾根を歩いたり尾根より少し下をトラバースしたり。

次第に登山道を灌木が覆い歩きにくくなる。
空が見えると藪の中に三等三角点、点名「山之谷」があった。

三角点の頭はかなり埋まっていた。

標柱はプラスチック製であった。

山名表示はなかった。
ここでお湯を沸かして豚汁とおにぎりを食べた。

諸家の集落からか人の声が聞こえてきた気がした。

久しぶりに薮をかき分けての山歩きであった。
日坂峠からはMさんファミリーは峠道を東へ下る。私は付けてきたリボンを外すためにピストンとする。
ところが駐車地点に着いたとき、Mさんから携帯に、「峠道は途中でなくなった。」と電話が入ったので、沢を歩くように勧め私も車で峠道が県道40号に出るあたりに移動。
谷に入る。なるほど道はないので私も沢を行く。Mさんを呼びながら行くとしばらくしてMさんファミリーが沢を下ってくる姿が見えた。
この峠道は廃道となっていたのだ。日坂峠から西側も廃道なのだろうか。

日坂峠から西へ下りた場合の県道274号の入り口は、おそらく、二本杉?と書かれた清水が出ている東屋らしき所だと思われる。4月21日、しばらく歩いてみたが、薄い道が続いていた。

今日は久瀬村白龍温泉に寄って疲れをとった。大人400円。