高屋(麻生高屋山) 

2008年の記録

1月6日(日)晴れ
今日は、単独で納古山の北にある高屋(麻生高屋山)<678.4m>に登った。以前、奥美濃の高屋山の山歩記に美濃には二つの高屋山があると書いたが、小津権現の他に納古山の北にも麻生高屋山があったことを思い出し、いつか登りたいと思っていた山である。

高山線を渡り、納古山への道を左に分け七宗町役場を左に見て、T字路で左折する。県道64号を北へ向かう。追洞公民館を通り過ぎ、左角に自販機のある交差点で右折して追洞橋を渡る。

すぐT字路になるので左折する。次の橋を渡り集落を抜ける。
集落の端にゲートがあるが、今日は開いていたので通らせていただいた。

石作谷林道を走ってくると、林業作業をしてみえたので、「ゲートを閉めますか。」と尋ねると、「ゲートはいつも鍵はかけていないからいつでも通れるよ。」「今日、早い時刻に高屋山に向かった人がいるよ。」と教えていただいた。
登山口の前は車が1台駐車していたので、私は林道終点まで行ってそこに駐車した。

身支度して出発。11:00

登山口に11:02に着く。青テープ、赤テープがある。
最初は植林地帯である。目印はない。とにかく直登する。するとジグザグの植林作業道になり、テープが増え、その後なだらかなところに出る。ここからは、雑木林であり、テープは少ない。

左山でトラバースする。帰りに下りにかかるところで迷った。
枯れ沢を渡る。不明瞭であるが、ジグザグに道はついている。

下の写真と前後しているかもしれない。
上の写真と前後しているかもしれない。

左に大岩がありその東を通る。

急斜面の不安定な道である。

落ち葉が多く、ずるずる滑るところもあり、木の枝や根をつかみながら登るところもある。
右の谷から離れ左側の急登を上がってくると、大岩がある。この大岩を左から巻いて上に上がるのだが、行きには直進して迷った。植林地帯になり目印がなくなったのでここに引き返すと、大岩を巻いたすぐ先に目印があった。
切り立った山が見えるがあれはまだ前衛峰である。ごつごつの岩肌が見える。あれを通過した先にあるらしい。

高屋のいくつか手前のピークでご夫婦が下山してみえた。山頂までの道の様子をうかがった。

今まで新しいピンクのタフロープがあったが、この方達がつけられたようだ。私も少しつけたが、ありがたかった。
以後もいくつかのピークがある。切り立った崖もありスリルがある

やせ尾根と岩場を通過しようやく山頂に着く。
13:22
「高尾」と書かれたプレートがあった。
あれ?「高尾」?「高屋」のはずだが。

ワンタンを沸かし、おにぎりを食べて小休止。風もなく静かな山頂。眺めはまずまず。各ピークで御岳、乗鞍、白山が見えた。

13:50下山開始

私の赤リボンは、迷いやすいところだけ残して、はずした。
帰りも自分の通った道を探すのに精一杯の山であった。登山口には15:02に着いた。

今日は昭和村里山の湯に入った。大人600円。下足箱と脱衣ロッカーにそれぞれ100円必要(後で帰ってくる)。お客さんは少なかった。