ソボ洞 739.2m & コカシ洞 745m

2007年の記録

5月9日(水)晴れ
今日は妻の許可が出たので、本巣市のソボ洞(739.2m)とコカシ洞(745m)に登った。今日は真夏日で名古屋では31℃になったそうだ。
実は先日、霜津岳に登った帰りに素振谷林道を歩き、鉄塔巡視路134へ下りるところまで落石をどかしながら歩いて道の状況を確認した。

今日は、「こんなに楽しい岐阜の山旅100コース美濃上」(増補改訂版)を参考にした。

国道157号を北上。平成13年7月にできた城山橋を渡るとT字路になる。根尾へは左折するが、素振谷へは右折して旧国道157号へ。
50mほどで日当橋を渡るとすぐ左に素振谷林道がある。
この林道は春日のもりもり村から高橋谷の林道より広いが、落石が多い。対向車があるとすれ違えない。

今日も2ヶ所で落石があったが、どかして先に進む。
最初、谷川の右岸を走るが、未舗装になってしばらくして鉄製の橋を渡り谷の左岸を走る。先ほどの鉄製の橋から50mほどの路肩が広くなったところに駐車する。

→ 写真はUターンしたところ。

以後、軽4WDなら登山口まで行けると思う。

身支度して出発。8:48
今日は、林道歩きなので鍔広の菅笠をかぶった。また、ラジオを用意した。
コンクリート橋をわたり、谷川の右岸を歩く。9時に登山口に着く。

左草むらにはピンクのビニルテープ、右赤円に鉄塔134への巡視路標識がある。

右下にアルミ製の橋があり、谷川を渡る。
左山でトラバースすると、数分で二つ目のアルミ製の橋を渡り右の山に移る。鉄塔巡視路でお馴染みの硬質ゴム階段のジグザグの急登が続く。
林業作業道が入り組んでいて、帰りに迷いやすい。硬質ゴム階段が目印である。

鉄塔134に着く。9:19 →写真の遠くに見える鉄塔は、素振谷対岸の133、132である。チェーンソーの音が聞こえてくる。

ここからも急登の巡視路が続く。
林道に出る。9:42 小休止。
右の赤円は鉄塔巡視路の標識である。ここを左折して林道を歩いていっても次の鉄塔135、136に行けるが、それではつまらないので、林道をショートカットするためにすぐ向かいの山に上がる。左の赤円には木の枝に空き缶がさしてあった。同じことを考える人もいるものだ。

道はないが上を目指すと、鉄塔135の40mほど右を歩く。鉄塔に寄らずに進む。目印はない。
すると、→写真のような木の幹の皮をはいだ大きな木があった。この後、幅広でなだらかな植林地帯に出る。
左前方に鉄塔136が見えてきた。いったん下って登り返し、笹をかき分けると鉄塔136に着く。

ここからの眺めは360度の大展望である。舟伏山はすぐ分かったが、今日は霞んでいた。
鉄塔136の右前方の笹原が高そうなので行ってみると、三角点が笹の中に埋もれていた。10:12
ソボ洞の山頂表示はない。

ここからコカシ洞が望める。
いったん林道に出るために鉄塔巡視路を50mほど下ってくると、右に尾根があるので林道をショートカットしてここから下ることにする。やせ尾根もあるが気持ちのいい道である。目印はない。
右下へ下ってくると林道が左にカーブする所に出る。

 → 写真は、林道を少し歩いて振り返って写したところです。
ここから林道歩きである。100mほどで林道が右にカーブする左下に鉄塔137がある。前方右下には林道が見える。

林道を離れ、石ゴロの巡視路を下って鉄塔137の右を通って鞍部に着く。ここの右に林道がある。

鞍部からは急登の一直線である。

硬質ゴム階段が続く。
鉄塔138に着くと、右前方(東)が高いので行ってみる。鉄塔139への巡視路である。

この鉄塔からの眺めも素晴らしい。

この鉄塔138の左の方(北)にも登山路があるように見えた。静かなしずかな所である。
なだらかに上がって左に直角に曲がったすぐ先にコカシ洞の表示があった。11:11 ここには三角点はない。
道はこの後はしだいに下っている。

広葉樹林の中で涼しい。お湯を沸かし、野菜スープ、コーヒー、おにぎりとゴボウサラダで大休止。下着を替えた。

展望を楽しんで12:00に下山開始。帰りは林道を歩き、鉄塔134で大休止。13:10に素振谷林道に着いた。

車には13:21にもどり、国道157号日当橋には13:30に着いた。

今日はうすずみ温泉に寄った。大人850円(タオルなし)。
平日なのでお客さんは6人ほどでゆったりできた。

その後、倉見の登山口へ行ってみると、大型ワゴンが1台停まっていた。水源涵養保安林の鉄柱には倉見登山口と書いた板がつけてあった。私の時には何もなかったが…。登る方が増えたのだ。

その後、能郷集落へ行ったが、能郷〜黒津、大河原〜温見峠までは6月30日まで通行止めであった。