奥三界山（奥三界岳）


２００４年の記録

８月２１日（土）晴れのち曇り
今日は３人で東濃の奥三界山＜１８１０．５ｍ＞に登った。長男が付き合ってくれ、荷物係を引き受けてくれた。ありがたい。幸い今日は曇っていてあまり暑くはないようだ。実は、先月の１９日に妻と２人でこの山をめざしたのだが、妻が暑い林道歩きでばててしまって、昇竜の滝で引き返したのである。このとき、妻には、この滝のそばのプレハブ作業小屋前で休憩してもらい、その間、私は、夕森山の登山口をさがしに歩いた。

	県道３号を北上、途中、分岐で右方向に夕森キャンプ場、竜神の滝をめざす。ここは息子が小学生の時テントを持ち込んで泊まったことがある懐かしい場所だ。しかし様子が当時とは…。バンガローを過ぎるとゲートがあり、この手前の駐車場に停める。１０台は停められそう。身支度して出発。８：１０作業車が数台、ゲートの鍵を開けて走っていった。標高差が９００ｍくらいある長丁場の山歩きである。膝をかばい、ゆっくり歩くことにする。
８：３７　林道を歩いてくると、田立の滝天然公園に向かう林道との分岐に出る。案内板に従って左折すると、狭い山道になり、いったん下る。谷川が流れている。
	定員一人の吊り橋を渡る。ここを渡るといよいよジグザグの急登が始まる。湿っぽい樹林の中で汗が噴き出してくる。１時間ほどの登山道だ。９：５３　夕森田立林道に出る。 ※この林道は１０月半ばまでは道路工事のため通行不可だそうです。（事前に夕森キャンプ場の管理人さんにＴＥＬで確認しました）
１０：３３　さて、この林道を歩いてくると、右手に壊れかけた作業小屋がある。しかし、まだまだ林道歩きは続く。次第に山奥へ入ってきた感じがする。橋があり、左に渓谷が見える。緑色の渕が美しい。道路上には所々落石がある。
	１０：４５　木組みの橋がある。この橋の山側に「昇竜の滝」がある。まず、下の橋を渡り、３０ｍほど先で鋭角的に左折し、上の木組みの橋を渡る。ここまで車で来れると、登山も楽になるなあなどと思ってしまう。
上の写真の下の橋を渡ると、鋭角的に左折する（赤）。もとは林道であったが、巨岩の落石が多く、崩壊が激しい道だ。ここで大休止。獣の気配を感じる。直進（水色）すると、橋があり、そこにも奥三界山へは、もどる案内板がある。この橋の先には、プレハブの作業小屋がある。そのまま進むと夕森山の登山口へ行く。先月、妻は、この小屋の前で休憩していた。
	１１：２８　さて、左折して崩壊した林道を歩いてくると、プレハブの作業小屋がある。この裏手から右折していよいよ登山道になる。いきなりロープ場であるが、少し朽ちかけた木のはしごがあり、ロープを使わなくても登れる。
最初は急登が続く。笹が刈り払ってある。ありがたい。毎年７月に、笹を刈るそうである。１２：１０　水の流れるガレ場に出る。帰りに、ガレ場から山道に入るところを覚えておく。最近雨が多かったので、水量が心配であったが、たいしたことはなかった。帰りにこの水をペットボトルに汲んだ。
	水の流れから離れ、低い笹の道になる。振りかえると、町並みが見える。恵那山が大きい。その後左折して県境の尾根歩きになり、湿った樹林帯に入る。起伏は少ない。石楠花が増えてくる。１３：０９　鏡池は、苔むしていて幻想的であった。この辺りは、ずぶずぶの柔らかい土である。虫がまとわりついてくる。妻が３回、目の周りを刺され、腫れてきた。薬を塗った。虫除けネットを持ってきたのに使わなかったのだ。
１３：１４　山頂展望台に着いた。ゆっくり登ったので約５時間もかかってしまった。三等三角点と記帳ノートが櫓の下にあった。休憩しているとあっという間にガスが下からわき上がり、眺めがなくなった。気温は１８℃で気持ちがいい。下着を替え昼食後横になったらうとうと寝てしまった。
しばらく待ってみたが、ガスは晴れてこないので１３：４８　下山開始１５：０５　登山口のプレハブ小屋に着いた。ここで大休止。１５：４０　昇竜の滝に着く。１６：２０　林道を歩いてくるとに再びジグザグの急な山道への入り口に着く。ここで大休止。１７：１９　田立の滝天然公園との分岐に着く。林道を歩き、１７：５０に駐車場に着いた。下山だけで約４時間かかった。名前の通り、奥のそのまた奥にある山であった。舗装された林道では、後ろ向きで歩くようにした。使う筋肉が違うので、疲れがとれる気がした。

	※７月１９日　夕森山の登山口を見つけに… 昇竜の滝で左折せずに林道を直進すると、橋を渡りすぐプレハブ作業小屋がある。この小屋の前を通り、３０分ほど林道を歩いてくると、左に大きくカーブするところに朽ちたはしごがあり、ここが登山口のようである。黄色テープにマジックで「激藪　夕森山」と書かれていた。見上げるとまさしく激藪だ。

今日は、カーナビにしたがって近くの「沓掛の湯」に寄った。民宿を経営している農家のようでもあり、入浴料金は３００円と安かった。リンスｉｎシャンプー、ボディソープあり。脱衣所には「沓掛鉱泉」と書かれていた。まきで沸かしているそうである。


２００４年の記録

８月２１日（土）晴れのち曇り
今日は３人で東濃の奥三界山＜１８１０．５ｍ＞に登った。長男が付き合ってくれ、荷物係を引き受けてくれた。ありがたい。幸い今日は曇っていてあまり暑くはないようだ。実は、先月の１９日に妻と２人でこの山をめざしたのだが、妻が暑い林道歩きでばててしまって、昇竜の滝で引き返したのである。このとき、妻には、この滝のそばのプレハブ作業小屋前で休憩してもらい、その間、私は、夕森山の登山口をさがしに歩いた。

	県道３号を北上、途中、分岐で右方向に夕森キャンプ場、竜神の滝をめざす。ここは息子が小学生の時テントを持ち込んで泊まったことがある懐かしい場所だ。しかし様子が当時とは…。バンガローを過ぎるとゲートがあり、この手前の駐車場に停める。１０台は停められそう。身支度して出発。８：１０作業車が数台、ゲートの鍵を開けて走っていった。標高差が９００ｍくらいある長丁場の山歩きである。膝をかばい、ゆっくり歩くことにする。
８：３７　林道を歩いてくると、田立の滝天然公園に向かう林道との分岐に出る。案内板に従って左折すると、狭い山道になり、いったん下る。谷川が流れている。
	定員一人の吊り橋を渡る。ここを渡るといよいよジグザグの急登が始まる。湿っぽい樹林の中で汗が噴き出してくる。１時間ほどの登山道だ。９：５３　夕森田立林道に出る。 ※この林道は１０月半ばまでは道路工事のため通行不可だそうです。（事前に夕森キャンプ場の管理人さんにＴＥＬで確認しました）
１０：３３　さて、この林道を歩いてくると、右手に壊れかけた作業小屋がある。しかし、まだまだ林道歩きは続く。次第に山奥へ入ってきた感じがする。橋があり、左に渓谷が見える。緑色の渕が美しい。道路上には所々落石がある。
	１０：４５　木組みの橋がある。この橋の山側に「昇竜の滝」がある。まず、下の橋を渡り、３０ｍほど先で鋭角的に左折し、上の木組みの橋を渡る。ここまで車で来れると、登山も楽になるなあなどと思ってしまう。
上の写真の下の橋を渡ると、鋭角的に左折する（赤）。もとは林道であったが、巨岩の落石が多く、崩壊が激しい道だ。ここで大休止。獣の気配を感じる。直進（水色）すると、橋があり、そこにも奥三界山へは、もどる案内板がある。この橋の先には、プレハブの作業小屋がある。そのまま進むと夕森山の登山口へ行く。先月、妻は、この小屋の前で休憩していた。
	１１：２８　さて、左折して崩壊した林道を歩いてくると、プレハブの作業小屋がある。この裏手から右折していよいよ登山道になる。いきなりロープ場であるが、少し朽ちかけた木のはしごがあり、ロープを使わなくても登れる。
最初は急登が続く。笹が刈り払ってある。ありがたい。毎年７月に、笹を刈るそうである。１２：１０　水の流れるガレ場に出る。帰りに、ガレ場から山道に入るところを覚えておく。最近雨が多かったので、水量が心配であったが、たいしたことはなかった。帰りにこの水をペットボトルに汲んだ。
	水の流れから離れ、低い笹の道になる。振りかえると、町並みが見える。恵那山が大きい。その後左折して県境の尾根歩きになり、湿った樹林帯に入る。起伏は少ない。石楠花が増えてくる。１３：０９　鏡池は、苔むしていて幻想的であった。この辺りは、ずぶずぶの柔らかい土である。虫がまとわりついてくる。妻が３回、目の周りを刺され、腫れてきた。薬を塗った。虫除けネットを持ってきたのに使わなかったのだ。
１３：１４　山頂展望台に着いた。ゆっくり登ったので約５時間もかかってしまった。三等三角点と記帳ノートが櫓の下にあった。休憩しているとあっという間にガスが下からわき上がり、眺めがなくなった。気温は１８℃で気持ちがいい。下着を替え昼食後横になったらうとうと寝てしまった。
しばらく待ってみたが、ガスは晴れてこないので１３：４８　下山開始１５：０５　登山口のプレハブ小屋に着いた。ここで大休止。１５：４０　昇竜の滝に着く。１６：２０　林道を歩いてくるとに再びジグザグの急な山道への入り口に着く。ここで大休止。１７：１９　田立の滝天然公園との分岐に着く。林道を歩き、１７：５０に駐車場に着いた。下山だけで約４時間かかった。名前の通り、奥のそのまた奥にある山であった。舗装された林道では、後ろ向きで歩くようにした。使う筋肉が違うので、疲れがとれる気がした。

	※７月１９日　夕森山の登山口を見つけに… 昇竜の滝で左折せずに林道を直進すると、橋を渡りすぐプレハブ作業小屋がある。この小屋の前を通り、３０分ほど林道を歩いてくると、左に大きくカーブするところに朽ちたはしごがあり、ここが登山口のようである。黄色テープにマジックで「激藪　夕森山」と書かれていた。見上げるとまさしく激藪だ。

今日は、カーナビにしたがって近くの「沓掛の湯」に寄った。民宿を経営している農家のようでもあり、入浴料金は３００円と安かった。リンスｉｎシャンプー、ボディソープあり。脱衣所には「沓掛鉱泉」と書かれていた。まきで沸かしているそうである。