松葉洞 

2006年の記録

11月18日(土)晴れ
今日は、妻と二人で板取の松葉洞(815.4m)に登った。
松葉洞はヒルが多いらしいが、この季節なら大丈夫である。めまいがまだするが、妻もどこかへ登りたいというので、この山にした。
「こんなに楽しい岐阜の山旅100コース美濃下」と美濃一人さんの記事を参考にした。

国道256号を北上、板取紡績を過ぎて県道52号を北上。旧板取村の料理屋「四季路」を右に見て、左に門出の看板があるところを右折する。
この看板の所が生老のバス停である。
右角には酒屋がある。

すぐ板取川の門出橋を渡り、道なりに左折する。
右に小学校の跡地と大道神社が見えてくる。

右折して、大道神社を目指す。
空き地があり、多数駐車できる。

身支度して出発。11:07
大道神社の左に山道がある。ゆっくりゆっくり登る。
すぐに沢に出て少し迷うがそのまま沢を歩き、右折して沢を横切り、右赤円のドラム缶のわき水受けの上を通る。
堀割れ状の登山道である。途中、いくつかの方向からの登山道らしき道と合流する。

左上に小さい祠があった。

帰りに寄った。
その後、笹の尾根道を通ると二股の分岐に出る。右の方が道がはっきりしているようなので右(水色)へ行ってみたが、次第に不明瞭になったので、もどり、左を見ると目印があったので、左(赤)をとる。

すぐに堀割れ状のヤブになる。
少しのヤブを抜けると、谷が見えて紅葉が素晴らしい。

上の写真の左への分岐は、この眺めのいいところに出るための脇道かも知れない。しかし現在はこちらの方が主のような気がした。
しばらくして石仏がある。「明治丑申六月 施主邑中長屋長三郎」と彫ってあった。

妻の体の回復を祈った。

ここから急登になる。
笹が切り払われた右山のトラバース道を上がってくると、峠に着く。12:42

直進するはっきりした山道(黄緑)と東に下るかすかな踏み跡(水色)があった。

西から南の展望がいい。大展望を見ながらここで昼食とする。

鋭角的に右折して山頂を目指す。12:56
左山で不安定な道を上がってくると、植林された平坦な笹道になる。幹に黄色のペンキが塗ってある。
なだらかに上がってくると。登山道から左に少し離れた辺りが最も高そうであるが、行きには三角点が見つからなかった。この先にもピンクの蛍光色のビニルテープがいくつかあったので、さらに先に進んだ。
ところが次第に下りになっていく。東からの登山道のようだ。再び、この最も高そうな所にもどり、あたりを探すと、少し下った辺りに朽ちかけた標柱(水色)と三角点(赤円)があった。13:30

プレートはなかった。
よく見ると三等三角点であった。かなり埋まっていた。

少し下ってきたとき単独行と出会ったので三角点の位置を教えた。

リボンを回収しながら下ってきて、登山口には15:00に着いた。
峠の眺めは八尾山の鉄塔120手前のようで、予想外の大展望であった。