黒岳 

2006年の記録

9月17日(日)曇り
今日は、単独で黒岳(794.6m)に登った。この山は情報も少なく、前々から登りたかった山である。

東海北陸自動車道、美並インターで下りてから国道156号を北へ少し走り、羽佐古口の信号で右折して県道323号を東へ。

大峠の分岐で野々倉を目指す。洲河岳山の登山口を左に見てさらに県道63号を北東へ。

左にある田平公民館を過ぎて、何かの施設で右折する。 →

すぐ右手に新しい鳥居があった。
林道ははじめは幅が広いが、厚波集落を抜けると、幅が狭い林道になる。

左手に「黒岳」の登山口の案内板がある。

しかし、どこが登山口か分かりにくい。

さらに車を走らせ峠から登るつもりである。
峠にはドラム缶の所から未舗装の林道が作られていたが、通行できないようになっていた。
ここに車を停め、雨具を用意し、身支度して出発。11:30

ここに目印が多数あるので、急登を上がると、すぐ尾根に出る。
右折して尾根を歩くとすぐ左折する。

右下に先ほどの未舗装の林道が来ている。

※ 林道を120mほど歩いて、林道が直角に右に曲がる辺りから谷を登ってきてもいいかもしれない。

その後、尾根に沿って大きく右にカーブしながら下って登り返す。

踏み跡は分かりにくいが、先人の目印がある。私も10本ほど使った。
最初は植林地帯であるが次第に広葉樹林になってくる。

正面に大岩があるピークに出る。ここは右から反時計回りに回り込み、180°反対側に抜け、いったん下るのだが、90°右に回ったところに右に行く道があるようにも見える。本日、ここが一番気をつけなければいけないところだ。
やせ尾根を歩いてくると、一瞬道がなくなったかと思わせる岩場に出るが、右から回り込めばいい。
次の岩場は、左から回り込めばいい。

多数のアップダウンがあるが、距離が短いので変化があって楽しめる。
木の根をつかみながらの急登がある。

山頂と思わせるピークがいくつかある。

山頂には12:42に着いた。
1時間12分かかった。

三等三角点とそのとなりに祠の跡があった。
山頂プレートはなく、静かな静かな山頂であった。

祠跡のとなりに、反対方面からの踏み跡があった。行きに見た「黒岳登山口」からの道だろうか?
祠は、雨乞い神事の跡らしい。

今は行われていないのだろう。寂しい思いがする。

雨が降りそうなのでおにぎりを1個食べ、12:56下山開始。

リボンを回収しながら登山口に13:40に着いた。44分で着いた。

久しぶりに楽しめた山歩きであった。しかも短時間にである。ふつうの山登りでは味わえないおもしろさが味わえるおすすめの山である。
今日は、上之保温泉に寄って疲れをとった。