金糞岳・白倉岳

2005年の記録

5月21日(土)晴れ
今日は私とTさんとTさんの同僚のKさんの三人で岐阜県と滋賀県との県境の金糞岳(1317m)と白倉岳(1270m)への縦走である。前々から歩きたかったコースである。

国道303号坂内村役場、道の駅を過ぎ、高山谷トンネルを抜け、左にトロッコ電車の展示を見てしばらくして左折し、鳥越林道へ入る。

鋭角的に左折すると鳥越林道の案内板がある。
鳥越峠に着くと、車が2台停まっていたし、階段があったのでここから登り始める。

ところが15分ほどで下りになり、踏み跡が消えてしまったため、鳥越林道に戻り、岐阜県側に300mほど下ってもどってくると車が6台ほど停められる空き地があった。
登山口を表す標識はないが、はっきりした木製の階段があったのでここから歩き始める。

なお、以前はここには登山口を表す標識があったそうである。

ジグザグに登る。
10分ほどで尾根に上がると、隣からの登山道に合流した。ここが大朝の頭というらしい。
しばらくして左手にぶなの観察塔であろうか。この塔に登って作業をしてみえた。建設中なのかな。

途中、堀割れ状の山道になる。休憩していると、小さな虫が多数寄ってきた。
なだらかな登山道を歩いてくる。ときどき振り向くと展望がいい。痩せ尾根になるとしばらくして金糞岳山頂に着いた。ここは虫が多い。ここには三角点はないそうです。

しばらく休憩していると、リュックを背負った犬がやってきた。ミルクを飲むミニバケツをくわえ、記念写真ではポーズをとっていた。かしこい犬だ。

北を見ると能郷白山と白山が、南は琵琶湖が望めた。
金糞岳から15分ほどなだらかに下ると、白倉岳への道が見えてくる。鞍部から岩場の急登を登っている人が見える。

鞍部で左手の深谷から登ってくる登山道がある。ここから谷へ下りていくと迷うことがあるらしく、見通しの良い尾根通しで下山するよう壊れかけた注意書きの案内板があった。

岩場の登り返しにはロープ場が2ヶ所あった。
岩場を登り切ると、シャクナゲが増えてくる。なだらかな尾根歩きである。

狭い尾根なので、展望は抜群で、白倉岳への縦走路はお勧めである。
金糞岳から40分ほどで白倉岳に着く。踏み跡はさらに先に続いているので行ってみると、こちらからの登山道が見えた。琵琶湖も大きく見える。

再び山頂に戻る。ここは虫が少なかった。

白倉岳には二等三角点があった。

帰りは、久瀬村の白龍の湯に寄った。大人400円でゆったりできた。