2002年の記録 11月3日(土)曇りときどき雨 |
頂上は積雪20cmぐらい 紅葉は11月中旬か |
今日は、美濃地方の板取村、蕪山<かぶらやま>1069mに2人で登る。
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国道256号を北上。洞戸村で道の駅「ラステンほらど」に寄りトイレ休憩。 県道52号を北上し、板取中学校を過ぎ、「総合運動公園」「21世紀の森」などの道路標識に従い右折するとそこがもう「21世紀の森」。 ここには大駐車場があり、すでに4台ほど止まっていた。付近の案内看板があった。 コースは2通り。古くからの登山道(奥牧谷コース)と新しく設けられた自然観察道コース。 そこで行きに奥牧谷コース、帰りに自然観察道コースと周遊することにする。 |
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10:28出発。 公園のシンボルタワーをめざし舗装道路を上がっていく。左に建物があるが、通り過ぎる。シンボルタワーも通り大きくカーブする。さらに上がっていくと、左に休憩小屋、その向かいに登山道標識がある。この手前にも右に登る道があり、テープもあった。おそらくどちらも株杉に行き、合流すると思われる。 この入り口に「マムシ・ハチに注意」の白い看板。 しかし、この道は自然観察道であるので先に進む。 |
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私たちがうろうろしているとそばを通りかかったおばさんがいたので、奥牧谷登山道を尋ねたところ、案内してあげると言ってゲートを通り(右でも左でも通れるスペースがある。)、「この沢を向こうに渡って行くと登山道がある。」と教えてくれる。
ゲートを越えた辺りにも右に登る道がある。ここが、野鳥観察コースのようである。 私たちは、沢を渡り、右岸を進む。 下からの道があるのだろう。合流し、右に折れ登山道を歩く。 下山後、下の県道からの登山道を探してみたが、見つからなかった。人家の裏かもしれない。 |
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さて、植林された緩やかな登山道を登っていく。沢を何度も渡るので、赤テープや木の幹・岩にある赤ペンキのマーカーに注意する。
積雪が次第に増えてくる。雨も降り出した。(杉の葉から落ちてくるようだ) 昨夜雪が降ったのか、高い杉の葉から雪の固まりがドサッと落ちてくる。上空は晴れているようで、溶けだしたのだろう。 雨具とスパッツは必需品だ。 |
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沢から離れるようになるほど落ち葉と雪とで踏み跡は薄くなっていく。
高度計は860m。 時刻は12:07 初めての小休止。 紅葉と雪と両方が楽しめる。 |
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沢を離れると、ますます分からない。かなりの急登をジグザグに登る。雪が柔らかくつるつる滑りやすい。木の枝をつかみながらの登りである。 赤いテープに代わって青いテープが見られるようになる。 途中、階段状の岩を登る所があり、助かる。 空が大きく見えてきた頃、自然観察道コースと合流。 数分で頂上。 |
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青…奥牧谷コース(タンネの会の標識有り) 赤…自然観察道コース |
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頂上には12:58に着いた。積雪は20cmぐらい。 山頂には女性ばかりの2グループ。8人ほどみえた。 うどんを食べ温まった。 携帯電話はつながらなかった。 |
木立のため南東は見晴らしが悪いが、それ以外は見晴らしはよい。 晴れ間もあり、南西から北までよく見えた。 平家岳も見えた。 紅葉したドウダンツツジがきれいである。 |
13:34頂上発。 帰りは、予定通り、自然観察道コースだ。頂上にいた女性グループに聞いたところ、2時間30分ほどで登ってきたという。 下りは2時間ほどだろう。 自然観察道というよりも普通の登山道だ。明瞭で迷う所はない。なだらかな道で歩きやすい。雪も少ない。 1/4の案内板の辺りで野鳥観察コースとの分岐。私たちは直進し、株杉コースをとる。 株杉は多数あり、圧倒された。この周辺、道はいくつも分かれているが、どこからでも下りることができると思われる。 |
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コースタイム 駐車場発…10:28 頂上着…12:58 <2時間30分> 頂上発…13:34 駐車場着…15:27<1時間53分> |
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帰りの風呂は、板取川温泉だ。 県道52号をさらに15分ほど北上する。道路左脇に案内板がある。 大人600円。シャンプー、ボディソープ、ヘヤードライヤーもある。ロッカーは無料。 弱アルカリ性のすべすべした湯である。 風呂から出たロビーに飲み物販売機がない。隣の食堂そばにあった。 |