神淵  点名 406.5m

2010年の記録

1月17日(日)晴れ
今は、七宗町町境にある三角点の山を巡っている。今日は、以前から藪山につきあっていただいているMさんファミリー(お母さん・小3年・小5年)と一緒である。北条峠の南東にある点名「神淵」(かぶち)に登った。

県道58号、北条峠の南から舗装された林道が平行に北東に向かっている。この林道入り口に駐車。林道入り口にはトラサクとロープが掛けられている。

身支度して出発。
少し歩いて来ると林道が左へ大きくカーブする右手山側(東)にカーブミラーがあり、ここにはしごが掛けられている。

このはしごを上がる。

ちなみにこの林道の左には廃車が放置されていてすぐ先で行き止まりになる。
谷を歩いて来ると谷のどん詰まりの手前に本日最初のピンクの目印があった。境界杭もあった。

奥の右手にピークがあり急登の斜面を上がる。
ピークには二本の木が横たわっていた。境界杭もある。ここで右折して尾根歩きである。南へ向かう。短いアップダウンが多い。

以後ピークがいくつかある。道は多少薮っぽいが尾根歩きである。目印はない。
地形図では山頂へは途中で大きく左へ(東へ)カーブしている。ところがこの歩きやすそうな尾根は南南西に向かっている。

左手には向かいに目指す尾根が見えている。おそらくこの辺りで左折しなければならないと思い、左写真の所で、尾根を離れて左折して下る。

本日迷いやすい最初の所だ。

この辺りから目印をつけた。
大きく下ってくると鞍部に着く。最初、ここから正面のピークに上がったが薮で不明瞭なためこの鞍部にもどり、左折して谷に向かう。(北へ)

ここが第2の迷いやすい所だ。
右上を見ると先ほどの薮のピークが見える。ここに下りて正解だったと思う。

谷に出てから右折して(東へ)谷のどん詰まりまで平坦な道を行く。
谷の終点からは滑りやすい急斜面で、気をつけて尾根に上がる。一旦少し左へ行ってから右折して尾根を横切るようにして正面のピークを目指す。
薮っぽいピークに至る。最初、北東へ(左斜め下)に下ったが、右手後ろを見ると緩やかなつり尾根が見えたので左写真のピークにもどり、東へ下る。

道はない。

ここが第3の迷いやすい所で最も分かりづらい所だ。
いったん下って鞍部に至り、少し急な登りを経て尾根に上がる。ここで左折して北東へ向かう。

ピークに上がるとピンクのテープがあった。

三角点はこの先の次のピークにある。
三等三角点があった。

ここにもピンクのテープがあった。本日3本目の目印であった。

標柱は新しかった。

地形図を見ながらやっとみつけた三角点。

満足度が高い充実した山歩きであった。
帰りは自分の目印を外しながらもどった。

記録と先人の目印が見あたらない山というのはそれだけ満足度が高い。

こんなに満足したのは久しぶりであった。

406.5mとはいえ、ルートファインディングが楽しめた山であった。
今日は上之保温泉で疲れをとった。