花房山 モレ谷から登り、下山は東杉原へ 縦断

2005年の記録

11月13日(日)晴れ
今日は、二男夫婦が付き合ってくれるというので、以前から温めていた花房山への縦断とする。9月19日にモレ谷の林道を歩き、登山口までの下見をしている。

まず1台を下山口に置きに行く。

国道303号、国道417号、藤橋城そばのしゃれたとんがり帽子の「どんどん橋」をわたり、直進して、花房山の東杉原からの登山口前の広場に駐車する。7:33

すぐに、本日の登山口である小津へ引き返す。
国道303号を南下し、小津の役場で左折して小津の集落を通り、小川橋(水色)を渡らず、右折して狭い道を走る。

ちなみに小川橋をわたり、左折すると小津権現への登山口に至る。
突然道幅が広くなったところにある橋を渡り、道なりに右折し上がっていく。
未舗装の所が2ヶ所ほどあるが、普通車でも走れる。左にカーブする所に未舗装の林道があり、これが、モレ谷への林道である。車は舗装された先に駐車。↓の写真を参照。
身支度していると車が一台近寄ってきて、「モレ谷から花房山に登られるのですか。」と尋ねられ、「そうです。」と答えると、「登山口が分からずうろうろしていた」とのこと。この方は四日市からみえたそうだ。
そこでご一緒することになった。

話をしているときに、軽トラがモレ谷林道を下っていった。

8時19分出発
すぐにチェーンの所に出る。
下見の時にはチェーンがかかっていたが、今日はチェーンがはずされたいた。車で行けるところまで行こうか迷ったが、帰ってきたときにチェーンがかけられていても困るし…。そこで、そのまま歩き続ける。
左のような小沢をいくつか渡る。水が透明で冷たい。

← モレ谷の最奥
登山口に到着。9:02

ここには、赤布がある。下見の時にはここまで来た。小休止。

最初は分かりやすいが、不明瞭になる。あまり登られていないようだ。
9:14 すぐに次の林道に出て右に10mほど行くと登山道がある。不安定な斜面を上がる。
藪が激しくかなり迷いながら10:26に林道に出る。この辺りが終点のようであり、道はススキで被われている。

目の前の崖の上の幹に赤テープがあり、崖を登る。
同行の方が、水分を車に忘れてきたそうなので少し分けてあげた。また、このルートをもどる自信がないそうなので、私たちは東杉原へ下りることを伝えると、ご一緒することにされた。
激藪であり、ところどころ踏み跡をはずし、迷いながら急登を上がる。左に小津権現を見えてくる。

山頂手前のピークに上がると目指す花房山が大きく見えてくる。双耳峰だ。右が本峰で左が西峰だ。東杉原からの登山者が見える。

イワウチワの群落がある。自然のままだ。
右(東)側がすっぱり切れ落ちた所を過ぎるといったん下りになる。再び急登を上がると狭い山頂に着いた。12:47
駐車地点から4時間18分かかった。

山頂にはご夫婦がみえた。

雷倉、タンポ、西台山などが望めた。

おにぎり、豚汁、コーヒーでくつろいだ。同行の方にもコーヒーを差し上げた。
13:27下山開始

西峰に向かってしばらく行くと、右へ下っていきそうになるが、ルートは、左へ尾根道を進み西峰を目指すこと。分岐に赤布が多数ある。

←西峰からふりかえり花房山を望む。
花房山、東杉原コースの名物、痩せ尾根が2ヶ所ある。

このルートは道ははっきりしているが、かなり急坂である。
変形した木の根をくぐる。なにか御利益がありそうだ。

妻に頼まれた落ち葉を拾いながら快適に下る。

下山途中に、登りになるピークが2ヶ所あった。
シロモジの中を歩くのは気持ちが良い。タフロープが張ってあるところが多数あった。

登山口には15:47に着いた。2時間20分かかった。

藤橋城前の大駐車場で同行の方に缶ジュースをごちそうになった。

車を取りにモレ谷まで走った。同行の方曰く、「久しぶりに充実した山行でした。感謝。」私たちにとっても充実した山行であった。
登りは超上級、下山は中級。

帰りは、久瀬村の白龍の湯に寄った。今日は大勢の人でごったがえしていた。大人400円