権現山1(点名) 810.72m

2009年の記録

1月28日(水)晴れ
高賀神社の真南に810.7mの三角点の山がある。点の記によると権現山1となっている。
ネット上では記録が見あたらなかったので行ってみる事にした。

高賀神社の手前から右折して林道を車で上がって境界尾根に最も近づくあたりから尾根に上がって右折して登ろうと考えた。
しかし高賀神社まで来ると、なんとこの林道は法面が崩落して現在工事中のため進入禁止となっていた。歩いても1時間ぐらいだろうと高賀神社の鳥居の大駐車場に駐めて歩き始めた。9:43
この林道は奥板山真寄勢林道といい、中美濃林道へとつながっているらしい。

かなり登ってくると左に土砂集積所があり上を道路が通っている。下をくぐり舗装された幅広の道を上がってくる。
左折する道もあるようであるがここは直進する。

ちなみに左折すると上の写真の橋の道である。

送電鉄塔が見えてくる。
道路工事中のあたりに業者の設置した地図があり現在地が分かった。工事の方が「歩いて通れるよ。」と教えてくれた。
この掲示板のすぐ先が尾根に上がりやすいので笹藪をかき分け上がり左折する。11:00

かなり急登であるがしばらくして先人の古ぼけたタフロープがあった。同じことを考えるものだと思った。右には権現山1が見える。
次第にやせ尾根になってきたと思ったら鉄塔148に出た。11:27

鉄塔からは北と南の展望がいい。西にはこれから登る権現山1が大きく見える。ここからだと1時間ほどだろう。いったん大きく下って鞍部から急登を登り左折したところに三角点があるはずだ。
鉄塔だから巡視路があるはずだと東に行ってみると数m先にあった。帰りはこちらから下ってみることにする(黄緑色)。さらに東の高い山の方へも延びているようだ。あの山は今淵ヶ岳だと思うがつながっているのだろうか。

11:40鉄塔出発。
鉄塔から下りはじめは藪っぽいがすぐ明瞭な尾根になる。大岩の所では右から回り込む。ここから急な下りだ。滑るように下ってくると気持ちの良い尾根歩きとなる。

※帰りに下から上を写したところ。写真では分からないが帰りの登りではアキレス腱が痛がっていた。
次は笹藪歩きだが膝下なので歩きやすい。鞍部にはイノシシ用だと思うが檻があった。

境界尾根で黄色いプラスチックの杭が所々にあった。
次は植林の急登であるが枝打ちされた枝が多数落ちていて躓いてすねを強打してしまった。植林地帯の急登を抜けるとなだらかになる。
岩場を抜けると笹藪になる。ここら辺りが最も高そうだが三角点はさらに先だ。
さらに進んで倒木の所から20mほど先の笹藪の中に標柱がありそのそばに埋もれてあった。12:26
上の赤円が標柱、下の赤円が三等三角点である。
周囲の笹を切っておいた。ここは笹が多いので先ほどの岩場までもどり日溜まりで豚汁を湧かしておにぎりを食べた。風もなく暖かい。静かな静かな山頂で至福の時間を過ごした。
休憩後12:55出発

13:29鉄塔着。小休止後13:37出発
帰りは鉄塔から巡視路で下ってくると取り付いた所から100m程先の林道に出た。13:53

真上には送電線がある。

この工事は3月17日までと書かれていた。

この林道は中美濃林道として瓢ヶ岳の西を通って県道81号へ通じている。

駐車場には14:52に着いた。