大黒山

2001年の記録
 11月25日(日)晴
 今日は、単独で、大黒山(だいこくやま)524mに登った。
 登山口であるが、美山町の国道418号を根尾方面へ。馬場というバス停を過ぎた辺り右側に篠座神社がある。この道路沿いに1台止められるが、神社手前の林道を20mぐらい入った辺りにも5台は止めることができる空き地がある。
 さて、この空き地から山へ向かって進むと、すぐ分岐点がある。左は緩い登り、右は平坦である。さっそくここで迷ってしまうが、右を行くこと。しばらく行くと鉄板の橋があり、それを越すと山火事に注意の円盤の標識があり、そこを左折するのである。
 あとは、ただ登っていくのであるが、途中、分岐がいくつかあり迷いやすい。頂上には大きな電波反射板があり、それへの道標がいくつかあるため、その道筋に従うこと。3分の1ほど登った辺りに祠がひっそりとたたずんでいた。山仕事用の小屋掛けもある。ペンキやテープもあるが、あまりあてにはならない。中程まで来た辺りの分岐の木に一升瓶がぶら下げてあった。帰りにはここを左折すること。この辺りまではすべて針葉樹であるが、しばらく行くと、南は広葉樹、北は針葉樹に変わる。黄色の落ち葉がまぶしい。
 さて、1時間ほどで頂上であるが、標識もない。あるのは大きな電波反射板だけである。携帯電話の感度はよく、自宅へ電話。東と南は眺めはよい。高賀山や恵那山がはっきり見える。北は樹木で遮られている。この幹にマジックペンで「美濃ハイキング」と書かれていた。
 帰路は、先ほどの一升瓶のところまで来て、右折するペンキもあったのでこの先で合流するのかなと思い、行ってみることにする。途中までは道もしっかりしていたが、15分ほど歩いた辺りで道もなくなり、急峻な下りでブッシュである。しかし幹に黄色のペンキが塗ってある。おそらくこの道は、雪のシーズンに下りに使ったのではなかろうか。今日は引き返すことにする。
 だれにも会わず静かな山歩きが堪能できた。