白尾山

2005年の記録

7月24日(日)曇り一時雨
今日は単独で飛騨、白鳥町の白尾山(1612.5m)に登った。この山は、一般的には、白尾スキー場のゲレンデをリフト終点まで登ってそこから登山道となる。

ところが、吉川幸一著「こんなに楽しい岐阜の山旅100コース下」には、林道終点からの登山を紹介している。また、「ごっちゃんの山楽記」さんが2005年5月29日にスキー場から登られているが、その中に林道からの登山道があるようにも記されているので、それを確かめに登ることにした。

結果:「ワセドチ造林作業路」の途中から取り付き、藪をかき分けてゲレンデ最上部に合流。ここから正規の登山道。帰りは「ごっちゃんの山楽記」に記されていた所から下って、林道終点に下りる。あとは林道を歩いて駐車地点に戻った。つまり周回したわけである。

白鳥インターで下りたが、コンビニが見あたらないので、白尾ふれあいパークで赤飯(350円)とお茶を購入。

県道82号を東へ。白尾スキー場看板を左に見て通過。善勝寺を左に見て通過。

新栃洞橋を渡る。この後、すぐソデノ橋を渡り、左へ進む。
広い舗装路である。

分岐で、左折する。この道の方が狭い。

なお、右折は通行止めとなっていた。

しばらくして養鱒場を過ぎる。
ここで山側の細い林道へ。 →

しばらくは舗装されている。

途中左の山側にピンクの蛍光テープがあり、植林地帯を登っていくようであるが、地図によると一旦、林道に出るようなので先に進む。

未舗装になるが、普通車でも走れそうである。
← 左折すると「ワセドチ造林作業路」である。この名称は、取り付きにあったので分かった。

行きには、さらに直進し、林道終点まで行ったが、再びここにもどって駐車。
蜂などの虫が飛んでいる。防虫ネットをかぶった。身支度して歩き始める。10:36

赤→に進む。

※林道の終点は工事中であった。前田土木のプレハブ小屋の裏にペイントされた木の幹が多数あるが、登山口を示すものはないので、先ほどの「ワセドチ造林作業路」に行ってみることにする。

帰りには、この終点近くに下りてきた(水色)。

駐車地点から12分ほど草で被われた造林作業路を歩いてくると、左に「ワセドチ造林作業路」と書かれた標柱があった(赤丸)。標柱のそばに古いテープがあった。下から登ってここに出たのだろうか。

しかし、取り付きの目印はないので、さらに15分ほど歩いたが、どこにも見あたらないのでここまでもどって、山側の崖から登ることにする。11:20
下の写真を参照。
初めは、目印がなかったため、持参した赤リボンを付けながら行くと、しばらくして古いテープが見られるようになり、ほっとする。しかし、踏み跡はなく、しだいに藪となってくる。
雑木林の藪で気持ちがいいが、雨が降ったのかズボンがべたべたである。。
虫が増えてきて、クマンバチがまとわりついてきた。

1時間ほどして左側にスキー場のゲレンデが見え、しだいに近づいてくる。

急登の藪こぎに疲れてきた頃、リフトの終点が見えたが、下りることはできず、藪の中を平行に進む。
赤丸の地点からスキー場用の車かな?の前に出る。12:32

ここで大休止。クマンバチがまとわりついて、まだ離れない。

赤飯を少し食べ12:50出発。
ここからは正規の登山道で、歩きやすい。途中いくつかのピークがあり、山頂まではけっこう長い。

ロープ場が3ヶ所あった。最初は5mほどのロープ場。次は15mほど。最後は30mほどである。
最後のロープ場を登ると2分ほどで山頂に着く。14:17

三角点は、方位盤と山頂表示の標柱との間の草の中にあった。
赤飯を食べ、しばらく休憩していると、さらにガスって来て雨がぱらついてきたのでザックカバーを付けヤッケを着て、早々に下山開始。14:35

「ごっちゃんの山楽記」にあった分岐から下ることにする(水色)。15:00

※赤色は、行きのルート
植林地帯の尾根で、所々に境界見出標がある。

矢坪ヶ岳から今淵ヶ岳への縦走路のようであるが、こちらの方が急である。

途中で雨がやんだので、ザックッカバーとヤッケをしまった。

しだいになだらかになってくるが、この急登を登るのはきついと思う。
右手下に林道終点が見えてきた。倒木を越え、急斜面を右に進み、林道終点に出た。15:41

今までつきまとってきたクマンバチは、やっといなくなった。

あとは、林道を歩いて駐車地点に戻った。16:12

登りの藪は、広葉樹の雑木林でおもしろかった。

今日は、美人の湯しろとりに寄った。大人650円。リンスinシャンプー、ボディソープあり。ヘヤードライヤーは有料であった。脱衣ロッカーに100円必要。(後で返ってくる)