長瀬 点名 1287.9m

2010年の記録

10月9日(日)晴れときどき雨
今日は、飛騨小坂にある点名「長瀬」に登ることにした。この山頂には二等三角点がある。大沢上山の北西にある山である。ネットでは記録が見当たらない。林道がどこまで上がれるか、9月29日に落石や倒木をどかしながら下見をしている。
Mさんを誘った。最近では「薮山」と聞くだけで、わくわくしてくるとのこと。

国道41号を北上。飛騨小坂で41号を離れ下へ行きT字路で右折して湯屋温泉を目ざす。県道437号である。松原の集落で左へ上がる林道を行く。

この林道はすぐ先で未舗装になる。この林道は普通車ではちょっときついと思う。
登山口まで下見しているので、広くなった空き地に駐車する。なお、ここは水色を行くと、大沢上山の北へ向かっている林道との分岐点である。

身支度して出発。10:37

青空がまぶしい。天気予報では午前中は雨であったのに。ラッキー。
すぐに尾根に上がる所に来る。ここにはピンクのビニルテープが多数あった。10:41

柔らかいが急斜面である。
幅広の尾根で左は植林、右は広葉樹の境であり、気持ちがいい。ピンクのビニルテープは少し先で右の山腹を下りていった。作業用のものだろうか。

以後、今日はMさんに目印を付けていただいた。
次第に急斜面になる。岩場らしき所に来た。ここを右から迂回して再び尾根にもどった。まったく踏み跡はない。本日ここが最も迷いやすい所であった。

しばらくして右からの尾根と合流した。少し先で大休止。バナナを食べた。12:06
12:20出発。

尾根歩きであるがここから斜め左へ向きを変える。

ここに初めて古くて赤い小さいビニルテープがあった。
背丈ぐらいの笹であるがかすかな踏み跡がある。

するとどこからかピンクのビニルテープが多数現れた。笹が刈ってあるので切り口がささって痛い。

短いアップダウンがいくつかある。
なだらかに登ってくると二等三角点の山頂に着いた。12:51

先人のピンクのビニルテープがいくつも巻き付けてあった。やけくそみたいだ。山名表示はなかった。

休憩しておにぎりを二個食べていると雨がパラパラしてきた。数分でやんだ。再び青空が見えてきた。
13:31下山開始。ところがすぐ下で行きには気がつかなかったが、右斜めに明瞭な道が下っていた。私たちはもっと薮道を上がってきたのですぐ気がつき、左前方の薮道を下ったが…。

この明瞭な道はどこから来たのだろう。林道の終点少し手前辺りからの尾根を上がってきたのだろうか。

目印を外しながら、駐車地点には14:43に着いた。
Mさんにとってはこれほどの薮は初めての経験で、大満足で喜んでいただいた。

今日は「ひめしゃがの湯」で疲れを取った。大人600円。ここは初めてである。露天風呂や内風呂は茶色で浅く、初めての経験であった。

Mさんは足に多数のあざがあったそうだ。