川上岳
2002年の記録
6月16日(日)晴 川上岳(かおれだけ)
今日は、飛騨の川上岳だ。標高が1625.9mである。このくらいの標高だとヒルもいないだろうし、蒸し暑くないと考えたからだ。

さて、登山口であるが、3カ所あるらしい。その中で最短距離である宮村コースから登ろうと考え、東海北陸自動車道を北進し、郡上八幡でおり、明宝スキー場方面をめざす。坂本トンネル(有料)を通りパスカル清見でトイレ休憩。5分ほど走ると右斜め下におりる県道がある。これが宮清見線である。しかし、入り口に崩壊のため通行禁止の看板。行けるだけ行ってみようと車を走らせると、数分後にゲートがあり、鍵がかかっていた。先客が3台。鍵開けに挑戦してみたが、だめだったのであきらめて、馬瀬村コースに変更。すぐさま戻り、パスカル清見のすぐ手前で国道257号を走る。川上トンネル工事を抜けたあたりで、左折する。ここは、マイクロバスの停車場となっているらしい。しばらく走ると、ここにもゲートがあり開いてはいるが鍵が付けてある。しばらく走ると養魚場があり、ここで作業をしている人がいたので鍵の件を尋ねるとこの人が持っているという。仕事が終わったら鍵をかけてしまうし、営林署の許可を取っていますかと聞かれ、このコースもあきらめ、3つ目のもっともポピュラーな萩原町コースとする。257号を南東へ走り、県道88号に出る。北上し98号となる。JAひだで左折し橋を渡り右折する。酒屋の前で左斜め。しばらく行くと位山荘。ここを直進すると未舗装道路になる。ここから5kmほど走ると終点が登山道入り口である。かなり凹凸が激しく、愛車ビッグホーンなら平気だが、普通車となると底をこするであろうと思われた。途中途中に普通車が4台ほど止まっていた。ここから歩いたものと思われる。しかし、登山口にはRV車が1台、普通車が3台止まっていた。私を入れて5台。あと1台は止められそうだ。

さて、身支度して出発したのが、10時35分である。しばらく歩くと沢を渡る。ここから1時間ほど急登だ。ジグザグに登る。しかし土が多いため歩きやすい。1時間20分ほど登ったところが1400mのコブで御嶽が望めるらしい。今日は曇っていたためはっきりとは望めなかった。ここからは、なだらかなアップダウンを繰り返しながら、いったん鞍部に至り、沢を数カ所渡る。水が冷たい。この後、再び登りとなる。10分ほどしたところが、馬瀬村コースとの合流点だ。この合流点から15分ほど登ると今度は宮村コースとの合流点である。ここから川上岳頂上が望める。なだらかな道を5分ほど登ると三角点のある頂上だ。時計は1時であった。2時間25分かかったことになる。携帯電話で家に電話すると留守であったが留守電にはっきりとつながった。息子の携帯にもつながった。頂上からは位山も見える。縦走コースがあるとのこと。この名前が天空遊歩道と言うそうだ。しばらく歩いて見たが、道は明瞭である。30分ほど休憩し1時30分に出発。なだらかな道を一気に下り、1400mのコブに2時20分に着いた。5分間休憩し出発。ここからは急坂であるが、歩きやすい。登山口まで一気に下った。3時25分であった。総合計4時間50分であった。道は明瞭、風もさわやかで、歩きやすい山であった。
帰りは、国道41号に出て南下。時間があれば下呂温泉に寄りたかった。途中国道248号へ入り西へ。関市インターに入り東海北陸自動車道で帰宅。

@県道98号、ここは直進

AJAひだを左折し、橋を渡る

B酒屋の前で左へ

C位山荘の前を通る

D林道終点の駐車場(左へ登山口)

E1400mのコブ(かすんでみえるのは御嶽らしい)

F鞍部(あと30分で頂上)

G馬瀬村コースとの合流点(あと20分で頂上)

Hあと10分で頂上(なだらかな道)

I広々とした頂上(360度の大展望)