|
|
2010年の記録 | |
|
|
7月25日(日)晴れ | |
国土地理院のHPで二等三角点を探していると、馬瀬村と萩原町の町境に点名「上小谷」があった。 林道歩きが長くなるかもしれないと思っていたが、なんと牧場が2ヶ所もあって…。 |
|
|
|
馬瀬トンネルを抜けて、国道257号を北上。黒石の集落に雑貨商店がある。この数十メートル手前右に上がっていく黒石西俣林道がある。最初は舗装されているが未舗装になる。普通車では無理だと思う。 | |
牧場があり、ゲートがあった。鍵は手で開けられる。このゲートの少し手前に木材置き場があったのでそこに駐車。 ゲート手前に口蹄疫対策の消毒剤があったので靴に散布した。 ゲートを開けて林道を歩いてくると、なんと牛がいて中の10頭ほどが私を威嚇するように近づいて来るではないか。目線を合わせないようにして通り過ぎた。怖かった。次のフェンスがあったので開けて通り過ぎた。 |
|
林道は、幅広になり、工事中の林道になった。分岐があったので右に上がる。 その後、二つ目の牧場のゲートがあった。二つ目の牧場の牛は、ゲート近くまで寄ってきた。 これでは林道を歩けない。 |
|
そこで牧場を迂回することにした。 ゲートより50mほどもどって東側の谷を上がって1347mピークを経て再度林道に下りる予定で谷に入る。 しだいに薮っぽくなり急登になる。 |
|
薮っぽい急登を上がると、なんとトラバース気味の作業道があった。左折して歩いて来ると分岐があり、上に上がる道を行く。後ろで笹の音がしたので振り返ると、角のある大きな鹿が駆け下りていった。 さて、この作業道は途中まで道はあったが、1347ピークへは道はなく以後激藪なためあきらめ、先ほどの分岐にもどった。 |
|
水平な作業道を北西へ歩いて来ると次第に下りになり、林道に合流した。 二つ目の牧場は過ぎたようだ。 この林道は荒れた所はなく、普通車でも走れそうだ。 途中、道が大きく右にカーブする所の左角に取付きのようなビニルテープがあったが、反射板があるようなのでひょっとして山頂辺りに反射板があるのかとも思いながらさらに先へ進む。 |
|
すると、林道が左へカーブする右に「反射板」と書かれたプラスチック標識があった。林道はここら辺りが最も標高が高いようでここ以後次第に下りになっていく。さらに進んだが、反射板はわからなかった。 | |
引き返す途中、上への作業道がいくつかあったが、山頂までいっているかわからないので先ほどのビニルテープのところまでもどった。15:21 右赤円に黄色の長いテープがつけてあった。 |
|
10mほど入ってすぐ右上に上がる。粘土の滑りやすい斜面である。 尾根に上がると境界見出し標の白と赤の杭がある。 |
|
切り開かれていて、先人の目印や新しい境界杭がある。 途中に地籍図根三角点が2ヶ所あった。このための切開きのようだ。 さて切開きは右写真のところまででここ以後は笹の激藪である。15:57 |
|
笹の背丈が高くなってくる。かき分けると踏み跡がある。先人のテープも所々にある。 傾斜は少なく、ピークでは右折する。ピークは2ヶ所ほどあった。男だる山の山頂付近のようだ。 |
|
笹藪の中にわずかな切開きがあり二等三角点があった。なぜか赤く塗ってあった。16:20 山名プレートはなかった。 水分が残り少なくなった。 |
|
16:28下山開始。林道へは17:03にもどった。 ここで大休止。17:23出発。 牛は牛舎に入ったかと期待しながら下ってくると二つ目の牧場が下に見え、牛はまだ牧場にいたので林道を戻って、行きに通った二つ目の牧場を迂回する作業道に入る。谷へ下りるところへ来たが、トラバース道が続いていたので一つ目の牧場も避けられるかと思い進んで行くとブッシュになり道が消えてしまった。 |
|
谷へ下りるところへもどろうとしたがトラバース道ではなく尾根道を行ってしまい、1347ピークの手前までもどってしまった。ここは行きに通った作業道が終わった所なのでこれ以後の道はわかる。谷に下りるためのトラバース道までもどり、谷を下りる。自分の赤リボンがついていたので大いに役立った。谷川の水を汲んで一口飲んだ。林道に降り立ったのは19:28であった。 一つ目の牧場へ来た頃にはかなり暗くなっていたが、牛は林道に多数いた。しかし、行きとは違って私がそばを通っても知らん顔であった。 車にもどったときは真っ暗であった。19:55 寄り道をし過ぎた。疲労困憊であった。 |
|
|
|
今日はすぐに家に戻った。 牛を気にせずに牧場を横切れば、もっと簡単に取り付きに行ける。 |
|
|
|
追記:後日「雲よりも高く」さんのHPでこの山の名が「高城山」であり、雲よりも高くさんは私が歩いた林道をさらに歩いて終点に行き、そこからはしごを登ると反射板があり、さらにそこから山頂に至ったことが書かれていた。 そういえば、山頂には私が登ってきた道の反対側にも薄い踏み跡があったようにも見えた。また、11月中旬頃だと牧場には牛がいないと書かれていた。 |
|