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2021年6月上旬 |
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6月3日(木)曇り |
実は、2010年の10月頃、尿の出方が気になりかけたので、市内の大きな病院で診断してもらった所、前立腺肥大かなと言うことで薬を服用していたのですが、いっこうに改善されなかったので、医師が前立腺の細胞を採って診ましょうと言うことで11月頃、病院一泊で前立腺の左右それぞれから10本ずつ採って生検した所、それぞれからがん細胞がみつかったそうで、ステージは中〜後半辺りで、手術を受けることになりました。癌の進行が遅いので方法をじっくり調べた所、当時は保険適用ではありませんでしたが、(現在は保険適用だと思います)、ダビンチを使って全摘することを決め、病院も名古屋の大学付属病院と決め紹介状を書いてもらいました。 2011年4月末に入院し全摘。5月ゴールデンウィークに退院しました。以後、定期的にPSAの値を調べましたが、0.013〜0.017の値で2021年4月末の検査で10年経過したので「完治」となりました。まれに再発することもあるそうですが。 その最後の診察の時に、尿の出方について現状を話した所、それでは尿管と膀胱をカメラで診ましょうと言うことになり、6月3日に尿管カメラで検査しました。カメラの挿入は、思ったほどは痛くなく短時間で済みました。結果は異常なしでしたが、それでも右下腹部が痛いので定期的に経過観察となりました。ばい菌が入ったかもしれないとのことでした。 ま、とりあえず、たいしたことはなさそうでした。 この10年間、あまり心配はしていなかったものの、多少は気にしていましたが。いずれにしても妻の分も長生きしなければいけないので…。 それにしてもこの10年間に、鼠径ヘルニアの手術、尿管結石、白内障手術、人工膝関節手術と実にいろいろ経験させてもらいました。 そういえば、4月下旬にときどき低山をご一緒に登ったことのある86才のお方が突然家の前で倒れてお亡くなりになったそうで、一週間前に象鼻山に登ったばかりなのに、と思うと、なんとも言えません。 今、自分は生きている、命のありがたみを感じ、今後も命と体を大切にしたいものです。 |
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