点名 渡戸 322.4m 4等三角点


2018年の記録

5月6日(日)晴れ
今日は単独で、上渡合町の北東にある点名「渡戸」に登った。
ネットで「トレッキング愛知、豊橋自然歩道&三河の山・尾張の山」さんの中の愛知の三角点というコーナーがあり、その中に点名「渡戸」が見つからなかったと書かれていたのでそれでは…と出かけることにした。

この方は北西から登られているが、私は南南東から取り付いた。

藤岡機材で右折する。

すぐ未舗装の林道になる。南東に向かう。
途中、谷状の所に古い赤テープが1本あったが、駐車スペースがなかったのでそのまま南東に走ると写真のように左側に笹が刈られた空き地があったので駐車。

先ほどの赤テープまで戻ろうか考えたが、ここから取り付くことにする。
奥に進む。

笹ははじめの10mほどだけであった。
264ポイントのピークには上がらず右山でトラバースする道らしきがあった。
ちょっと不安定な斜面もあった。
掘り割れ状を上がる。

行きにも帰りにもこの辺りで獣のうなる声が聞こえた。

低い声で、ウ〜、ウ〜。

怖かった。
  石堤のようなところが今までも何ヶ所もあったがここが最後であり、一番わかりにくいところであった。

横断し左の尾根に上がる。

かなり急斜面であった。
最初は写真のように広葉樹の低木が多いが上がるにつれて歩きやすくなってくる。

先人の目印は皆無。

私は自分のオレンジテープを付けながら登ったが、帰りに全て回収した。、
 
  渡戸から見て東北東に進み、そこから西に進むルートである。

写真のような尾根もいくつかあったが危険なことはない。

自然を満喫できる。

お勧めのコースである。
境界杭と境界見出し標、黄色のプラスチック杭が現れた。

また、先人の赤いビニルテープも見られるようになった。
 
  向きを変えるところが多数あり、行きに2カ所、違った方に下ってしまい登り返して修正した。

その都度、オレンジテープを付けました。

写真の岩が見えてくると山頂も近い。
山頂近くは羊歯が増えてきてちくちく痛い。

登り切ったところが巨岩の山頂だった。

渡戸(どうど)山、322.3mとマジックで書かれていた。

眺めは良かった。
 
  三角点はないか、辺りを探すと、少し下ったところの巨岩の間に山神様があった。
4等三角点「渡戸」へは山神様の前を通り、水平に前に進む。

右手に下っていく道もあった。
 
  岩と岩の間を通る。 
山神様から20mほどの所に三角点はあった。 

4等三角点、点名「渡戸」である。
 
  自分のテープを外しながらピストンでもどった。

静かな自然たっぷりの変化に富んだとても素敵なルートであった。